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東海道新幹線の空き座席の狙いかた

もう何年も月の半分近くは出張している私。
特に東海道新幹線で西に出向くことが多く、自分なりの空き座席の狙い方がある。

東海道新幹線では自由席にしか乗らない。

理由は二つ。
一つは、座れないことが殆どないから。
大型連休など、国民が大移動するときは除くが、そうでもなければ基本的に自由席で座れないことはまずない。

指定席と自由席の混み具合も基本的には大して変わらない。
なので、指定席で隣が空いている席をとれたとすれば、高い確率で自由席でも隣が空いている席に座れる。
逆に自由席で隣が空かないほど混んでいるときは、指定席も同じ状態になっている可能性が高いので、指定席料金を払うだけ無駄に感じる。

もし隣に気になる人が座ってきても、自由席なら自由に移動もできる。
心も自由だ。

二つ目の理由は時間の融通が利くこと。
指定席をとると、その時間の新幹線に乗らないといけなくなる。
事前に席をとってしまうと、予定が変わったり、長引いたりしたときに、結局そこに座れず自由席になる。
変更するのもめんどくさいし、指定席列車が発車してしまった後だと、変更もできず指定席料金が無駄になる。

のぞみなら数分おきに走っているので、その時に来た列車に乗るのが一番楽だ。
ひかり、こだまは少し本数が減るが、とはいえ30分から長くても1時間待てば次がある。
指定した新幹線に間に合わせないといけないと思うのが、私はストレスに感じてしまう。

窓側席に座りたかったら、1号車の一番奥の乗り口で待つ。

窓際席はコンセントもあるし(最近増えてきたN700Sなら全席にコンセントあり!)、横を人が通ることもないし、長旅には気楽でよい。
窓際席が好きな人が多いのでは。

でも始発でなければ、窓際席に座れるかどうかは微妙なところ。
窓際席に一番高い確率で座れるのは、新幹線の一番端っこの乗り口、1号車の奥から乗ることだ。

自由席(のぞみは1~3号車、ひかりは1~5号車、こだまは1~6号、13~16号車)に乗車待ちする人たちは、なんとなく3号車とか5号車まで行って、並びが少ないところで並ぶ。
何となく、わざわざ一番奥まで行くこともないだろうと思う人が多い。
なので、1号車の一番奥の乗車口は乗車待ちの人が少ない傾向がある。

でも実は、乗車待ちの人数よりももっと大事なことがある。
それは、降りてくる人の数だ。
降りてくる人が多いと、その分乗車するまでに時間がかかる。
駅ホームの階段はだいたいグリーン車近くの7号車とか辺りになるので、降りる人たちは階段に近いところで降りようとして、車両の階段よりのドアに向かう傾向がある。
3号車なら4号車寄りのドア、2号車なら3号車寄りのドア、1号車なら2号車寄りのドアだ。
ゾロゾロと人が降りている間に、1号車の一番奥の乗車口は一人も降りなかったり、2,3人しか降りないことが多いので、すぐ乗車できる。
なので、空いている席に先にたどり着けるのだ。

言ってしまった。
私の席確保の安心のため、あまりこの記事が読まれないことを願う。

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