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歯科衛生士の転職 探し方編

どうも、ナカハマデンタル代表 マエダです。
わたしは、ナカハマデンタル開業前はパーソルグループという人材企業で、数えきれないほどの採用活動に携わってきました。
歯科業界では転職について積極的に語られることはなく、各々がなんとなくの感覚で転職活動をしているように面接をしていて感じます。
転職は人生の転機です。
転職するのであれば、素敵な新天地に出会ってほしいという想いから、歯科衛生士の転職について語りたいと思います。

歯科衛生士の転職市場

歯科衛生士は歯科業界で慢性的に不足しており、完全な売り手市場です。
なので、転職するには非常に恵まれた環境だといえます。
恐らく上記については皆様ご存知で、悩まれているのは転職先の探し方と決め方だと思います。
どうやって、どんな歯科医院に転職すればいいのか、転職アドバイザーとしての視点でお伝えしていきます。

■歯科医院の探し方

転職先を探し方法としては、大体以下の3パターンだと思います。
・ハローワーク
・インターネット
・知人・友人の紹介
各々メリット/デメリットがあります。

・ハローワーク

業界問わず、転職活動において定番の手法です。
ハローワークを活用する最大のメリットは、求人掲載数が多いことです。
歯科医院側としても無料で掲載できるので、殆どの歯科医院が利用しています。
多くの求人を見比べたい方には最適です。
デメリットとしては、無料が故に求人の内容が薄くて新鮮さがない。
求人数も多いので精査が難しいことがあげられます。
簡単な文面のみで写真もないので、条件面のみで判断することになってしまいます。

※リクルーターからのワンポイントアドバイス
窓口スタッフに勧められて転職先を決める方も多いのですが、窓口の方は登録内容以上の情報は持っていないし、歯科医院に行ったこともないので意見は参考程度に聞くことをお勧めします。
ハローワークでエントリーする前に、自身で情報収集を必ずするようにしましょう!

・インターネット

現在ほとんどの方が転職活動に何かしらネットを活用しているかと思います。
ネットを転職活動に利用するメリットとしては、情報が豊富で歯科医院のことを手軽に詳しく知ることが出来る点です。
インターネットの中でも、手法は大きく2つに分かれます。

○転職サイト
現在、一番積極的に転職活動が行われている手法です。
希望の場所・働き方で検索が出来て、豊富な写真や説明文で簡単に必要な情報に辿り着けます。
スカウトメールが来たり、履歴書の送付もサイト内で完結できます。
求人サイトは、掲載料や紹介料が発生するので採用に積極的な歯科医院が多いのも特徴です。

※リクルーターからのワンポイントアドバイス
歯科医院側から見ると、求人サイトには2種類のパターンが存在します。
★課金型(グッピーなど)
1クリック100円など、見られる度に課金されていく仕組み。
★成果報酬型(ジョブメドレー・デンタルウォーカーなど)
就業が確定した際に多額の紹介料(なんと10万〜60万)が院に発生する仕組み。

成果報酬型は歯科医院にとって金銭負担が大きい採用手法です。
ここで裏技を紹介します!
求人サイトで仕事探しをして、エントリーはホームページや電話などに変えるだけで採用率は格段にUPします。
誰にでも真似できて、歯科医院に喜ばれるマル秘テクニックです。
求人サイトに怒られそうだ。。。

○ホームページ・SNS
歯科医院の魅力や雰囲気が一番わかるのが、ホームページ・SNSです。
近年はSNSで転職活動を行う若者も出てきています。
歯科医院発信の情報なので、理念や想い、一緒に働く仲間の顔など、歯科医院のことが分かるのが最大のメリットです。
デメリットとして、放置されて更新が止まっているホームページ・SNSも多々あるのが現状です。(とくに地方)
ネット上でイケていない=ダメな歯科医院ではないので、ネット情報に固執しないようにしましょう!
見えているのは、あくまで一面だけです。

・知人/友人の紹介

地域密着の歯科業界では意外と多いのが、この手法です。
信頼できる方の紹介だと安心感があるというのが一番のメリットです。
大きなデメリットはない転職方法だと思いますが、紹介者の話を鵜呑みにするのではなく、自身でも必ず情報収集をしましょう!

・まとめ

いかがでしたか。
少しでも転職先探しの参考になっていると嬉しいです。
次回は、数ある歯科医院から希望の転職先を決める方法についてついてお届けします。

訪問歯科診療 ナカハマデンタル
三重県津市にある訪問診療に特化した歯科医院。すべての人に歯科診療を届ける為に、新しい歯科医院のカタチを模索してます。
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