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足し算と掛け算のスピード感

『取引×営業=成果』の公式の話をした。取引も営業も大きい方がより大きな成果になり、いずれかがマイナスなら成果はマイナスに、いずれかが0なら成果は0になる。そしてその公式は足し算ではなく掛け算でなければならない。何故なら既に経営環境が足し算のスピード感では成果が出せなくなっているからだ。これまでは、人間の年齢と同じく、1年で1年の年輪を重ねていけば良かったが、今は例えば小型犬並みのスピード感。1年で24年、その後は1年が4年ずつ歳を重ねていくイメージ。スタートから四半世紀で営業の基礎ができ、その後は4年一括りで1年が過ぎると考えて十分だ。ポストコロナ、アフターコロナでもしかすると、大型犬並みの1年が7年になったかも知れない(間違いなく、この3年で10年以上は進んだ)…。恐ろしいほどのスピードで変化してする経営環境(営業環境)に対して、完璧に納品するというだけの足し算で活動していても、お客様や時代には追いつけない。提案する(需要を創出し、需要を育成する)掛け算で勝負をしているのだから。だから私たちはスピードを上げなければならない。従来型の足し算をそれが自分たちの計算方法だと痩せ我慢しても成果は出ない。もっと早く、もっと多く、もっと合理的にカケル、カケルで世間は進んでいるのだ。通期で結果を出すために、1日、1週間、1ヶ月、四半期をベースにスピードアップしつつ行動を起こせるかだ。立ち止まって悩んでいる時間もない。走りながら考え、修正し、共通のゴールを目指し、しっかりと成果を出し続けるしかない…のだ。

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