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スパイダーマンに学ぶ究極の選択2選!

いつもご覧くださり、誠にありがとうございます!

前回は、映画スパイダーマンの中から、「大いなる力には大いなる責任が伴う(With great power comes great responsibility)」という言葉について深めました。

今回は、「スパイダーマンに学ぶ、究極の選択2選!」と題して、スパイダーマンのリーダー学をさらにお伝えしていきたいと思います。


敵は愛するものを奪う

スパイダーマンには敵がつきものです。

そして、なんという性格の悪さか、敵は必ず、スパイダーマンの一番愛するものを奪いにかかります

映画において、その愛する存在は、ほとんどがヒロインにあたるのですが、大切な恋人を危険に晒したくない、という気持ちと、彼女に自分の重みを分かってほしい、という葛藤で、どのシリーズのピーターも揺れています。

ピーターの弱みになっているため、敵に必ず一度はさらわれるヒロインたち。

そこでピーターパーカーを襲う究極の選択、ご紹介します。

究極の選択①子どもたちと、恋人、どっちの命を救う?

本当に嫌なことに、どちらかを助けるためにはどちらかが助からない、という究極の選択を起こしやすいヒーロー物。

初代スパイダーマンの場合、バスに乗ったままの子どもたちと、恋人を人質にとられていました。

ヒーローとして、子どもたちを救うか、大好きな彼女を救うかの二択を迫られる瞬間。

どうしてそんなに辛い選択をさせるんだ!と思いながらも、見ずにはいられない展開です。

……皆さんなら、どうされますか?

ピーターの選択は、「両方」でした。

敵の目を上手くかいくぐり、なんとか両方を救出することに成功します。
もちろん、まずは片方から。そしてもう片方も、という流れでしたが。

スパイダーマンが優秀だからこそ、どちらも助かりましたが、人生においてはこれと同じような選択がしばしば登場します。

公人として生きるということ

スパイダーマンからも連想するし、古来より使われる究極の選択。

たとえば、川で溺れている人を見つけて、どちらかしか助からない時、皆さんはどちらの命を取りますか?

大統領か、母親。
罪もない子供たちか、恋人。


苦しいですよね。
スパイダーマンのようなヒーローであれば、大統領や、罪もない子供達を取るべきなのかもしれません。

1人1人の命に違いはないけれど、
大統領なら国の未来を背負っているから。
子供たちなら、未来のある大切な命だから。

映画では、そこで恋人を取ってはいけないんだろうな……と思いつつ、ピーターが「危険を冒しても両方助ける‼️」という選択肢を取ってくれてホッとした私です。笑

もし自分だったらどうしたら良いのでしょう。

私自身は、と言うと、自分の心の弱さゆえに、好きな人を見捨てることはできないと思います。
でも、国の未来のことを本当に考えていたら、その大統領が素晴らしい方だったなら、そちらを助けるべきなんだろうな、とも思います。

こんな難しい問題を実生活で選び取る機会はなかなかないけれど。
SPなど、要人警護のお仕事の方も、まずは自分のことよりも体を張ってVIPの命を護りますよね。

公的な使命に生きると言うことは、時にプライベートよりも、公を優先しなければならないのだろうな、と思うと、公人としての立場には足が震えます。

やっぱりスパイダーマンは心臓に悪い職業です。

それでも、街の人々全ての命に責任を持つ、尊い尊い職業でもあります。↓↓


究極の選択②恋人に正体を知らせる?知らせない?

どの代のスパイダーマンも、恋人に自分の正体を知らせるべきかどうか、いつも悩んでいます。

理由は、「正体を伝えてしまうことで、敵に狙われやすくなり、危険に巻き込むかもしれないから」

初代のスパイダーマンでは、彼女のことが好きなあまり、「今は好きじゃない」とウソをついて振り、彼女の身の安全を図ろうとします。

相手の幸せを本気で願うからこそ、自分はそばにいちゃいけない、という選択。
とても切ないですよね。

一方で、二代目のアメイジング・スパイダーマンでは、彼女に正体を明かし、共に問題を解決していく関係を望みます。

恋人のグウェンがとても優秀で、科学方面の才能や勇気を持っていたため、ピーターの良き相棒となっていたからです。

ただ、やはり最後は、敵に狙われ、悲しいエンディングへと向かってしまいます。

※以下、ネタばれ注意!!


ネタばれを観たくない方は無視していただいてよいのですが、アメイジング・スパイダーマン2の衝撃的な結末は、世界的にも話題を呼びました。↓↓

やはりピーターは彼女を巻き込むべきではなかったのではないか?

そんな気にもさせられます。

一方、彼女の方も何とかして彼の力になりたく、勇気ある行動をしていたのも凄く分かります。

ヒーローの持つべき定めなのかもしれませんが、恋人との関係は時に秘密を共有できず、時に敵から狙われる苦しいものです

そうとうのタフさがないとヒーローの相手は無理だろうな、と思います。

でも、愛する人を守る、という危機管理能力を有していたという面で、やはり初代トビー・マグワイアのスパイダーマンに一票かな、という気がしています。↓↓

「心を鬼にして別れる」という選択も、辛いけれど、本当に愛していないとできないことですよね。
(別れたのはpart1の話で、その後、初代スパイダーマンもちゃんと恋人関係には発展していますが。)

それぞれの愛の形、考えるきっかけになれば幸いです。


<まとめ>

いかがでしたでしょうか?
今回の記事のポイントをまとめると以下の通りです。

【スパイダーマンに学ぶ究極の選択】

・敵は愛するものを奪う

・究極の選択①子どもたちと、恋人、どっちの命を救う?
→スパイダーマンの公的な使命から考えると、大好きな恋人よりも優先しないといけない存在もある。

・公人として生きるということ
→時にプライベートよりも、公を優先しなければならない

・究極の選択②恋人に正体を知らせる?知らせない?
→知らせずに距離をとり、安全を図る/二人三脚で進む関係

→結果的には関わらせず、正体を知らせないほうがどちらかというと安全。

スパイダーマンに共感するリーダー層、経営者層の方いらっしゃいましたら、本当に日々お疲れ様でございます。

日々の生活の中で、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!


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