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「過集中」 #20字小説  +ショートエッセイ





執筆中、何度回してもやり直しの洗濯悲し。





【完】(20字)
#20字小説

本稿は、「#20字小説」の作品です。
「20文字で小説を書く」というルールに沿って仕上げました。

実際に起きた出来事から、創った作品になります。



【ショートエッセイ】

私は昨年7月末から、毎日note更新を続けています。

元々ライター業は経験があり、文章を書くこと自体は苦ではないタイプです。

ただし、慣れているはずの執筆業においても、いっこうに改まらない、ある問題を長年抱えています。

それが、「過集中」という特性。

執筆など、集中する作業に入っている時は、その世界の中に没頭しすぎてしまい、その他の音が全く聞こえなくなってしまうのです。

例えば、執筆に集中していて、子どもの泣き声がBGMのようにしか聞こえない時があります。(危険です……!)

それから、「ごみを捨てておいてね」という言葉をかけられて、「うん」と空返事をしても、実際のところは耳にも止まっておらず、右から左へと流れていきます。


極めつけの一番残念な例が、20字小説で取り上げた洗濯物。

執筆開始前に洗濯機を回し始めると、40分後ぐらいに終了のアラームが鳴ることが多いです。

ただ、執筆開始40分後と言うと、作品の世界観に没頭しており、とてもいいところ。

本当に申し訳ないし、自分でも恥ずかしいのですが、洗濯終了のアラームが全くと言って良いほど、耳に入ってこないのです。

そして、気がつけば、1時間後ぐらいに洗濯機の中で小さく縮こまっている洗濯物を発見して、慌てて干す、ということが多いです。


いえ、正直に申し上げましょう。

洗濯物の干し忘れに、一発で気付いたならば、まだ良いものです。

洗濯開始後3時間たった後、少しずつ雑菌の溜まっていく洗濯物を見つけた時の残念具合と言ったら……。

「水道代がもったいない」、という思いと、「雑菌が繁殖しつつある生乾きの臭いが耐えがたい……」という思いが拮抗し、結果的にもう一度洗濯機を回すことが多いです。

この際に、もう一度気をつけなければいけないのが、「再洗濯」という選択を取ったとしても、私の「過集中」の状態は全く改善しない、ということ。

二回目のやり直しだろうが、三回目のやり直しだろうが、一旦執筆に集中してしまったら、洗濯終了のアラームなんて聞こえないぐらいに入り込んでしまいます。

その結果、何度同じ服を洗濯したことか。笑
家事を切り盛りする主婦としては失格ですよね。

家族にもよくため息をつかれています……!笑


どうしたもんだか、と悩んだ結果、現在は「執筆中に洗濯機を回さない」という答えになっています……。笑

時間があるのに、もったいないですよね。笑

でも、スマホで洗濯終了時間にアラームを鳴らしたところで、その時にいいモードで筆が乗っている場合は、「あとちょっと書き上げてから……!」とアラームを消してしまいます。

そして、結局執筆の世界に没頭し、洗濯物のアラームのことは数分後にはきれいサッパリ忘れてしまっていることが多いのです。(;_:)


この「過集中」ともいうべき特性には、時に悩んだのですが、最近では、「集中力がずば抜けているのではないか」と言ってくださる方もいて、何とも救われる思いです。

確かに、一度作品の世界観に入ってしまえば、最低限の休憩以外は、4時間でも5時間でも同じペースで集中できる、という自分もいます。

それを才能の一つ、と前向きに理解し、これからも頑張っていきたいと思います。


まずは幼稚園のお迎え時間だけは忘れないように死守しつつ‼笑

子どもを忘れる、なんて珍事態を起こさないように、今日も心してまいります。

皆さん、私と一緒に住む場合は色々と大変なので、覚悟してくださいね🤣🌟笑

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました!


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