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シンプルな釉調合

小代焼中平窯の西川です。

先日ガス窯を焚きまして、土灰釉の実験を行いました!(^^)!
美しく自然な緑色です。


原料は
自宅から掘った土
長石
土灰

の3つだけのシンプルな調合です。


ちなみに自分で調合せずとも、
調合が終わったものが陶芸原料専門店で購入できますので、趣味で陶芸をされている方はそこからスタートしても良いかと思います。



小代焼中平窯の釉薬に使う原料は2~3種類、
多くても5種類ほどです。

焼き方や釉薬の濃度、温度等でもかなり発色が変わりますので、
そこまで複雑な配合はしていません。
(細かい配合を否定しているわけでは無く、私はそうしているという意味です。)



今回実験した土灰釉は比率で言うと、半分くらいは土灰が入っています。

焼き物屋は習慣的に土灰と呼びますが、
『雑木を燃やした灰』という意味です。

あと数回微調整して、今年中には本格的に商品化できそうです(^^)


この釉薬、魯山人氏リスペクトで作ったものでして、
魯山人氏のようなカッコいい木葉皿なんかを焼きたいな~と、今からワクワクしております!


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2023年8月7日(月) 西川智成

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