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複業をオススメする理由

一つの会社でしか働いたことがない方は、損しているかもしれません。

数年前、私は企業で自社ホームページの運用を担当していましたが、自分以外の担当者はおらず、独学で仕事を覚えていきました。その時は調べ物がほとんどで、ネットで調べた方法を恐る恐る試していたのを覚えています。

あるきっかけで企業で働きながらフリーランスのWebデザイナーとして仕事をはじめ、スキルが向上し考え方が大きく変わりました。

そこで、感じたメリットについて紹介します。


効率的にスキルアップできる

内勤の方はわかると思いますが、自社の仕事はできるけど、他社でも同じように仕事ができるでしょうか?同じWebマーケティングでも、会社によって課題が異なるので、アプローチが異なり必要な知識も違ってきます。

案件を通していろんな知識を身に付けることができたり、別のフリーランスの方とも情報交換ができたので、倍のスピードで成長できたと思います。

また、他の案件での経験から常に第3者目線で考えることができるようになるので新しいアイデアも生まれてきます。

家で勉強すればいいじゃんという方もいるかもしれませんが、仕事としてしっかりとした動機を持って取り組むことと勉強では全く質が異なります。

仕事の深みをもたせたい方はオススメです。本業のパフォーマンスもあげることができると思います。


1つに依存しないことで挑戦するリスクが減る

企業で働きながらフリーランスを始めたわけですが、最初にクライアントと契約し稼げるようになった時に味わったことない感覚になりました。それまでは、会社が決めた方針の中で、物事を決定し降ってくる仕事のタスクをこなす会社の中の一人というイメージでした。

フリーランスという自分を持つことで、何をやるか決めるのは自分、経費を何に使うか決めるのも自分、サービスの価格を決めるのも自分であり、会社ではなく社会の一員として活動し、会社への依存から解き放たれた感覚が明確にありました。

これってなんでかというと一つのコミュニティに依存するとそことの関係性の重要度が高くなり、失敗を恐れて挑戦できなくなります。しかし、コミュニティを分散することで、依存度が低くなり精神的に強くなれます。収入源を分散することについても然りです。

収入源もコミュニティも分散することで、失敗することへの恐怖心が減り挑戦しやすくなるのです。


視座が高くなる

仕事に対する意思決定をする機会は自分の視座をあげる上でとても重要だと思います。意思決定することはそれなりの責任が発生するので、視野を広く取り今後どうなるかを予測しなければいけません。個人で仕事をすると何をするのも自分なわけですから、意思決定の機会は得やすいです。

会社に勤めていて若い方でも、意識が高く視座が高い方がいるかもしれませんが、一般的には上司もしくは経営陣が意思決定し、降ってきた課題に対して取り組むことが多いと思います。このままだと視野が狭く目の前のことしか見えてきません。答えがない中で、判断軸をもち、意思決定していく経験を得ることが大事なのです。

まとめ

これまで一つの会社で働いてきた方は、今の仕事に対する価値観が自分のものなのか会社のものなのか曖昧という方も多いのではないでしょうか?

複業を経験することで、かなり視野が広がり、結果的にどの仕事に対してもパフォーマンスが上がるのでおすすめです。

最後に今日からできるアクションをまとめます。

・最初は職場以外でスキルを使える環境を作る

・今の仕事を辞めずに、プライベートの範囲でできることをやってみる

・自分で意思決定できる仕事を持って視座を高める


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