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人生に明確な目標は必要か?

人生に目標を持てと言われたり、本などで見かけたことがないでしょうか?
「将来どうなっていたいか細かくイメージできた方がいい」と聞いたことはないでしょうか?

私自身も人生の目標を持っています。現在30歳ですが、50歳までの目標を立てていて、実現するために行動しています。その経験の中でつまづきやすいポイントがいくつかあり、その中で「将来に明確な目標が必要か」というテーマで話していきます。

ここでは、良い目標とは、実際にモチベーションが上がり行動に移せるようなものという定義で話を進めていきます。

目標には長期目標と短期目標がある

目標にはいつまでにどうなっているか?という「時間軸」と「状態」を設定することが大切です。「状態」の概念だけだとなかなか行動に移せません。そこで数十年先の長期的な目標と1年先、1ヶ月先といった短期的な目標を分けるといいでしょう。

究極の理想を言えば、数十年先まで1ヶ月単位や1日単位で計画を立てることが明確でいいと思いますが、実際にはそうはいきません。


長期目標はぼんやりでOK

つまずきやすいポイントとしては、長期目標をどう作るかという問題があります。結果からいうと、長期目標については、ざっくりとしたイメージでOKだと思います。
ざっくりというのは、どんな生活をしているか?年収はどのくらいか?など「時代の流れ」に左右されない軸で決めるということです。

冒頭の「将来に明確な目標が必要か」という問いに答えると否ということになります。

例えば、6歳くらいの子供に50歳にどうなりたいか?と聞いたところで、ヒーローだったり、youtuberと答えるでしょう。

人は成長する生き物で、時間が経つにつれ知識をつけ考えが変わり何をしたいかが変わってきます。
どんなにすごい経済学者でも将来どのような職業があるかを100%当てることはできないと思います。

だから、長期的な目標を明確に作るのは無理ですしやめた方がいいです。時代が変わっても不変な目標のみ立てるようにするのがおすすめです。
ここで大事なことは「大まかな人生の方向性」を決めることなのです。

「大まかな人生の方向性」とは、信念や価値観に相当します。このことについては、また別の記事で紹介したいと思います。


短期目標を作り、今を生きることが大事

長期目標で、「大まかな方向性」を決めたら数年後にどうなっていなければいけないだろうとイメージがつきやすくなります。よって、直近で何を始めなければいけないか、どんなステップを踏まなければいけないかを考えましょう。

例えば、「50歳に経営者で5つの会社を経営している」と立てたのであれば、経営学は学んでおいた方がいいですし、まず一つ目の会社をどうするか、などブレイクダウンして考えられるはずです。今の仕事や取り組みがその方向性に則しているかがわかればOKです。

ここで一度決めてしまったらとにかく短期的な目標、さらには今を全力で取り組むことです。先のことを考えすぎると今にコミットできません。将来この仕事って残っているのだろうか、このスキルって将来必要なの?と煮え切らずに行動を躊躇してしまいます。そうすると、中途半端な成果しか得られません。目標の期限までは、集中して取り組みましょう。

目標をアップデートし具体化していく

何にするか迷って決めれない!という方も多いと思います。目標を立てるにも知識が必要ですし、実は自分がやりたいことではなかったとあとでわかることがあります。

そう考えると決めることが億劫になってきますよね。

目標を決めたら100%その通りに行動しなければいけないわけではありません。自分が成長するわけですから、変わって当然なのです。むしろ、より良い目標が見つかれば変えてしまいましょう。(信念や価値観の範囲内で方法を変えるということ)

うまい方法としては、ある一定期間のマイルストーンを置き、そのタイミングでアップデートするようにしましょう。一度決めたらマイルストーンまで突っ走る、よかったら継続、もっといい方法があればアップデート、違ったら書き換える。といったやり方がいいと思います。


まとめ

「将来に明確な目標が必要か」というテーマで紹介しました。立て方は色々あると思います。なんかには、意識的に目標を立てずに成功している人もいます。その人は、将来これをやりたい!という強烈なwantが目標になっているケースです。今回は今から何しようかと立ち止まって考える人向けに書きました。
目標を設定するにもスキルが必要です。最初から細かい目標はいりません。大まかな方向性を決めて、色々成長する中で細かく決めていけばいいのです。

<明日から行動できるアクション>

・長期目標で人生の方向性を決める

・短期目標もしくは今にコミットする

・成長とともに目標をアップデートすること前提で決める

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