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台北にいってきた

先日、4日間台北に行ってまいりました。

我々にはヤマちゃんというカリスマビジネスメンターがいまして、彼女は日本人なら誰もが知っているだろうホールディングスに属する企業の元CEOです。

そんなヤマちゃんに帯同いただきコージくんと台北に向かい、ヤマちゃん友人の経営者の方とお会いさせていただいたりしました。

ひと言でいうとメチャクチャ行ってよかったなと。
百聞は一見にしかずのシャワーを浴びてまいりました。

その最たるものが
「台湾は親日」
という日本人の意識。だと僕は思いました。

今回実際行って肌で感じたのは、台湾のひとはたしかに日本人にも優しいけど、親日というかみんなに優しいっす笑

日本人はなんか台湾のひとって日本に憧れてると思ってる節があるけど、彼らは外国人とのコミュニケーション手段として普通に英語を話し、合理的に近くて自国にはない自然環境があって今円安で安く行けて、分野によってはいいモノも手に入ったりする。だから行ってる、くらいで別に特別視なんてされてないと僕は感じました。

今熊本はにわかにTSMC誘致に伴う台湾ブームに湧いているが、
このまま台湾に行かずに台湾のひと向けの宿泊施設を拡大していってたら、随分と上から目線なイタイ感じのサービスを展開してただろうなぁ、、と思いました。

こんな感じでやっぱ実際に現地に出向かないと感じられないことは他にも沢山ありましたが、今回の最大の収穫は別のところにありました。

それはビジネスをやる範囲を無意識に線引きしていたことに気づけたという点。


僕は自分の生活やこどもの教育に関して、ここ2年間取り組んできたことがありまして、それは近い将来海外にも生活拠点を持って日本から年間のうち数ヶ月出ていくということです。
僕のこどもはこの春からインターナショナルスクールに通いはじめ、生徒全体の1/3弱が外国人という環境になりました。

僕がこどもにインターに行ってほしいと思った理由は、物事を選択するときの「当たり前の領域」を変えてほしかったから。
具体的にいうと、進路や職業選択をはじめとした今後彼が意識的にも無意識的にも選択していくであろう行動範囲に「日本」という線引きを持って欲しくなかったから。

僕が10代のときから海外留学という選択肢はもちろんありましたが、無意識に国内と海外という線引きはしていた気がして。

これは思いっきり主観なんですが、その線引き、外から見ると今後益々なくなっていき、日本から見ると線を引く人は益々引いていく気がします。まじ主観だけど笑

なんでこんな話をしたかというと、こどもにはそれを求めていて自分も生活拠点を海外にも置くということを目指すことでそうした線引きを乗り越えたいと思ってたつもりが、台湾に行ってみて
「いやオレめちゃくちゃ線引きしてたわ」
となったからです。

ビジネスに関しては無意識に日本でまずやらねば感強すぎたことを体感することができました。
台北拠点で、日本、香港、ベトナム、マニラ、マレーシアなどでビジネスを展開している日本人起業家の方(しかも同い年)をヤマちゃんからご紹介いただき、彼や彼の会社のメンバーとお話させていただいたことが最も大きかったけど、
彼らのみならず、今回の旅で何軒も行った飲食店の店員さん達にしてもみんな英語は普通に話すし、日本含め他国で働いたことのある人が非常に多く、生活や仕事の拠点を台湾に限って考えていない人が多かった。

また、台湾はサステナビリティの国際基準「B Corporation(B Corp)」を取得している企業が多いことでも知られていて、2023年7月時点で、日本の取得企業が30社なのに対し、台湾は44社もあります。今は日本も増えてるけど。
そのB Corp認証を取得してるGREENVINESの化粧水を台湾発で日本にも進出しているセレクトショップ誠品生活で買いながら、地政学的リスクからか新しい国際基準にも敏感で、生き残りの活路を世界基準で見出しておかなければという危機感が根底にあるのかもしれないなぁ、とかぼんやり考えたりしました。

国土面積と人口数は違えど、国内マーケットが今後加速度的に縮小していくことが明白な日本にいる僕らが台湾から学ぶ点はめちゃくちゃ多いと感じました。

日本とか海外とかそんな線引きなくしてサービスをつくっていこうと幸示くんと大いに盛り上がり、
まずは今年9月台北で開催される4日間の大きな旅をテーマにしたイベントに、vettäとして出展させていただくところから海外でのお仕事を始めたいと思っています。

「とりあえずオレが台北駐在することからスタートかなぁ」と帰りの桃園空港までのMRTで笑っている幸示くんを見ながら、本気でそれを目指そうと心に誓い、たぶんコイツも本気で言ってるなコレと更に熱くなっておりました。


僕は「成長は移動距離に比例する」という言葉を全力で間に受けて生きていますが、今後も益々間に受けて生きていこうと思った、そんな台湾ツアーvol.1となりました。

そしてこんな素敵なご縁をいただいたヤマちゃん、ほんとにいつもありがとうございます🙇


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