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奇跡を必然にする姿

ヨーロッパのサッカーが終盤戦になり、白熱した戦いが繰り広げられている。ぼくは昨朝のチャンピオンズリーグ、レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘンと今朝のヨーロッパリーグ、レヴァークーゼン対ローマの試合を早起きして観ていた。(ともに準決勝の2試合目)
昨朝の試合はともに所属国の王者のプライドをかけた戦いでもあった。今シーズンのバイエルン・ミュンヘンは調子がわるいのか他チームが強いのか優勝は逃しているしギリギリ2位を保っている状態。ま、レアル・マドリードだよなと思いながら観ていたらとんでもない。先制点をバイエルン・ミュンヘンがとる。このまま終わるかと思ったら途中から入ったホセルに2点を奪われまけてしまった。このホセルという選手はスター軍団のレアル・マドリードの中で30才を過ぎてスペイン代表に選ばれた苦労人。異色の存在だ。シーズン途中はゴールを奪えず久しぶりに得点したらサポーターに謝るポーズをとるサッカー選手としても異色。途中で入るときに監督から「相手のエリアに入ってどんなボールにも喰らいつけ」と言われていたらしい。その言葉どおりの2ゴールだった。
今朝はレヴァークーゼンが無敗のヨーロッパ記録更新のかかった試合。試合前に少しトラブルがあったらしい。準決勝1戦目で2対0で勝っていたレヴァークーゼンの広報スタッフが決勝のチケットの購入方法をSNSかなにかで投稿したらしい。ローマにとっては屈辱的なこと。これは荒れるかもなと思っていたら、とんでもない名試合になった。なぜかパスが回りまくるレヴァークーゼン。でもなぜかゴールが決まらない。そんなとき、PKを与えてしまいローマが先制する。それでもなおパスが回りまくるレヴァークーゼン。でもなぜかゴールが決まらない。そんなとき、またPKを与えてしまう。あぁこれで無敗記録はなくなったなと思った。でもそれよひも決勝に向けて1点でもとればいい。そんな気持ちで観ていたらオウンゴールで2対1に。どんなにシュートを打っても入らなかったのがウソのようにボールはゴールへと向かった。これで守りきっておわりかなと思ったロスタイム6分。残り1分で試合終了のなか、レヴァークーゼンが同点ゴールを決めて引き分けにして、ヨーロッパ無敗記録を更新してしまった。
この2試合で、すさまじいメンタリティを目の当たりにした。レアル・マドリードの王者のプライドとレヴァークーゼンの奇跡を必然にしてしまう勝負強さ。どちらもあきらめない姿勢からしか生まれない。決してスマートではなく最後の最後までねばって勝つ。連日朝から絶叫してしまいました。両リーグの決勝がたのしみだ。


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