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無表情のおくに、どんな感情がうごめいていたのか

すごい最終回でしたね『アンメット』。現場への信頼がないと、あんな最終回は書けないのでは?と感じました。好評だったことで回を重ねるごとに演者や演出に信頼感がましていたのかもしれない。セリフらしいセリフのないシーンがあったり手術シーンは淡々としようと思えばできたと思う。ただどちらもカットを割らずに長回しをすることで、空間や関係性を映しだすことに成功していたし、手術の緊張感が観ていて伝わってきた。伏線ばかりが注目されるが、あのガムは川内先生が(たまたま)持っていて三瓶先生に渡した。そのことを三瓶先生はいつまでも覚えていて、それを川内先生にずっと伝えようとしていた。覚えていてほしいという願いもそこにはあったのではないか。断られるたびに落ちこんだりもしたかもしれない。あの無表情のおくに、どんな感情がうごめいていたのか。1話からの振り返りのシーンもあったことで、三瓶先生の感情を描いた最終回だったように感じた。川内先生のとなりにいる時間がしあわせだった分だけ、手術への思い入れもつよくなる。このふたりをずっと見続けたいような気持ちになりました。はっきりとしたラストがないことで、ふたりの今後を想像できる。最後まですばらしいドラマでした。ここでも書いた通り、1話からすごかったんですけどね。まさかこんな名作ドラマになるなんてね。

「いい!」と思ったらみんな、ちゃんと発信した方がいい。ネガティブな発信は足が速いからとどきやすいんだけど、受取り方は人それぞれだし、ポジティブな意見は発信さえしないことも多い。でもそれじゃネガティブな意見に振りまわされたコンテンツがふえちゃう。それいやじゃん。そもそも不公平なのに。ネガティブは発信しやすくて足が速い。ポジティブは発信しにくくて足がおそい。ぼくはだれに求められたわけでもないけど、こうやって毎日なにかしら発信している。なんでもかんでもほめたりはしないけど、できるだけ誠実に思ったことを書く。ま、月間1000PVほどの微力だけれどもね。

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