役作りってなんだろう
ショートドラマをみていると、スマホカメラのレベルの高さを感じる。だからこそなのだが、役者のクオリティに目がいってしまう。SNSの流行なのだからスピード感が重要だ。オーディションしたり演技指導したりする時間はかけられないだろう。だからなのだろうが演技経験のないであろう人が演じているものも見受けられる。ショートドラマはむしろ、脚本と演技でほぼほぼ成り立つものだと思う。撮影技術はそこまで凝ってやるものではなくて、縦型にしてしまえば映る範囲はせまいし照明がなくてもクオリティに大きな差は生まれないはず。ショートドラマは役者にこそスポットが当たるコンテンツなのだと思う。
ぼくは世間にはあまり知られていないすばらしい役者をたくさん知っているからこそ、ショートドラマをやりたいと思っている。演技ってフシギなもので上手いへただけでは言い表せられない領域がある。『役作り』ということばがあるが、役を作るとはどういうことだろうか。ぼくはCMやショートムービーのような仕事で演出をすることがあるが、上手い人よりもウソをつかない演技をする人の方が好きだ。きっと、役作りとはウソをつかないようにすること。だ。そのためにインタビューをしたりアルバイトをしたりするんだと思う。演技って決してカッコつけるものじゃないのです。ウソをつかない演技ができる人は表情や佇まいだけでつよく訴えかけてくる。それがカッコいいのです。そんなすばらしい役者を多くの人に観ていただきたい。どうやったら仕事として成立するのか、ここ最近はずっと考えています。
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