インタビュー撮影５本勝負

きのうの撮影はとても頭をつかったので、つかれた。機材を運んだりはするけど、カメラマンは別にいるし身体的につかれることはないのだけれど、頭がつかれるというのは身体的にもつらいものだ。
きのうはインタビュー撮影で、会員向けのものなので多くの人が目にするものではない。だからこそすこし専門的な話になったりする。今回はインタビュアーにタレントを起用しているのだが、もちろん専門的な知識はないので事前にアンケートをとって構成をつくっているが、話し始めるとちがう話ばかり。だから後の質問とつじつまが合わないぞ。などでてくるので、ボーッと見てるわけにはいかない。構成表を見ながら「ちがうこと言ったぞ」とメモをし、つじつまが合うのかどうかを話を聞きながら判断する。合わなければ止めて、どうするかを話に行く。インタビュアーにも伝わるようにどのように変更するのかなどを相談する。それが５組。いや〜つかれた。
しかしこれがディレクションというものだ。話のつじつまに加えて撮影にも指示をだすし、画面内のものの良し悪しを判断する。これってなかなか伝わらないんですよね。目に見えないものってなかなか評価されませんから、ちがう人がやっても同じじゃない？となってしまう。そんな中でも「大切な案件だから」などと信頼してご依頼をいただく方は本当にありがたい。目に見えないものを信じている人をうらぎってはいけない。信頼も目に見えないものですよね。大切なことはだいたい目に見えない。これ、『星の王子様』のセリフと知らずにキャッチコピーとして提案しそうになったことがあります。スタッフが気づいて指摘してくれたので提案前に取り下げました。知識はみんなで補わなきゃね。
きのうの撮影の最後は、せっかくタレントをキャスティングしているのでオープニング用に少し設定を入れた撮影をしました。結果たのしい撮影でした。編集がんばります！

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