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ルールはおもしろくするためにある

『ラヴィット』特に火曜日をみていると、ルール作りが秀逸だなと思う。そのゲームが上手くいっても上手くいかなくても盛り上がるような仕掛けがあり、出演者を信用しながら任せきりにはしていないような印象。そう、ルールはおもしろくするためにあるのだ。このあたりは誤解をしている方も多いように感じる。ルールはしばりつけるようなイメージがあるかもしれない。たしかに自由と反対側にあるようにも感じる。が、自由でおもしろくなることってほとんどない。大抵はルールによっておもしろくなる。
そんなこんなでパリオリンピックの柔道で疑惑の判定がつづいている。永山選手が「待て」の後も締め技をかけられつづけられたり、積極的に攻めていたはずの橋本選手が指導をとられたり。

スポーツはルールが頻繁に変わっていく。昨今の柔道では組み手を外す行為に指導が入りやすいようだ。しかし橋本選手の場合は単純にいやがって組み手を外したわけではなく、その後にすぐ技をかけているように自分の得意な形にするために外した。それを指導するのは「おもしろくするはずのルール」としては不可解だ。試合をおもしろくするための「ちゃんと組みましょう」と「ちゃんと組まない人には指導」は意味合いがまったく異なる。日本人びいきなのかもしれないが、締められていた永山選手には聞こえて相手選手に「待て」が聞こえないのは疑問が残るし、橋本選手の相手はまともな攻撃ができていなかったけど指導は1つしか入らなかったのは不可解だ。
とはいえ、それについて審判や相手に脅迫まがいのメッセージを送ったりするのはちがう。あたりまえだけど。正式に抗議する場があるし、議論はなされていくはず。選手にとっては報われないこともあるけど、そうやってスポーツは進化していく。残念なきもちを抱いた選手がメッセージをださなきゃいけない状況は、いちばん報われない気持ちになってしまうのではないかな。

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