楽に手っ取り早く=効率=コストダウン
仕事に絡んで、これが2社目にて設計やる中で形になっていたことです。
直属の上司であった社長とは最後まで見解割れていたところですが、仕事の暇な時間を独断で突っ込むことで自分の城を作ることには成功しました(仕組みに落とし込む前にタイムリミットが来ました)
以下、やったメニューです。
・整理されていなかった過去の紙図面ファイルを年度工番順に整列、場所の明確化→大体この辺りとすぐわかるので探す時間と手間が大幅減
・組図データ一覧フォルダを品目ごとに展開、図番台帳入力ルールの大幅改変、主要諸元の横にらみ機能を併設→サーバー上の図面検索にかかる時間が大幅減、mix設計や最新ルール反映などに要する時間と手間が大幅減
・現場の助言を仰ぎ標準設計を整備→流用設計の手間が大幅減、製作工数の低減
2社目で自分がサブ設計であった当時まで、繁忙期は外注も複数使ったうえで2時間半の残業が当たり前でした。しかしながら、メイン設計として上記取り組むことで残業が消滅するどころか外注無し定時上がりでも時間が大幅に余るようになり、反面図面供給の量は3年足らずでそれ以前の10年以上の累積に匹敵するまでになりました。余った時間も図面書けていると過去の4倍ぐらいに図面供給能力が上がった計算です。
根底にあった考えは、自分含む設計部隊が楽をすると営業や現場も仕事が回転しやすく会社も労務費が設計分は減るので、会社にはプラスしかないという信念です。ただ、楽をしても品質落ちるとまずいですので、そこも真剣に考えました。
コストダウンしろ時間をかけるなとなると、本来作業者は楽をしなければいけません。作業が楽になる=効率化です。
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