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総額54億円の資金調達、舞台裏を語ります【予告編】

Baseconnectの財務責任者の中辻(@Naka_CPA)です。
この度は、お知らせがあり、noteを書かせて頂きました!

今回のシリーズBにて、Z Venture Capital様をリード投資家として、日本郵政キャピタル様、ジャフコ様、ユーザベース様、Salesforce Ventures様、NTTドコモベンチャーズ様、エン・ジャパン様、京都信用金庫様(イノベーションC投資事業有限責任組合)、国内機関投資家、欧州系海外投資家からの出資及び金融機関様からのご融資により、総額54億円の資金調達を実施しました。今回の資金調達により累計資金調達額は82億になりました。

株式市場が低迷する中、Baseconnectを信じてご出資・ご融資して頂けた株主様・金融機関様に感謝しかないです!本当にありがとうございました。

多数の株主様・金融機関様から54億円の資金をお預かりすることは引き締まる想いで一杯です。

代表の國重さん、Baseconnectのメンバーと共に、シリーズBの活動をし始めて、マクロ環境は様々な変化がありました。特に2021年末頃からマーケットが落ち込み、様々な難局もありました。諦めたくなることも何度もありましたが、Baseconnectのメンバーが協力してくれたおかげでシリーズBの資金調達が完了できたと思っています。本当に感謝・感謝です。

なお今回のシリーズBにあたってはエクイティ編及びデット編も執筆しました。もしよろしければご参考にして頂けますと幸いです。


投資家・金融機関は何を評価したのか?

投資家と金融機関でそれぞれ目線の違いはありますが(詳細は別記事で書かせて頂く予定)、ひとえにBaseconnectの ⑴ビジネスモデル・導入実績⑵今後の成長可能性⑶チームアップだと思います。

⑴ ビジネスモデル・導入実績

Baseconnectが提供してるサービスはMusubuとパートナーシップ事業です。ちなみに、Musubuは法人営業のためのクラウド型企業情報データベースサービスであり、約140万件以上のデータを網羅して、ターゲティング、アプローチ、顧客分析までを一気通貫で行うことが出来るサービスです。一方、パートナーシップ市場はお客様のプロダクトとAPI連携を行い、企業情報などのデータ提供を行うデータプロバイダーサービスになります。

両プロダクトの共通点としては、データを扱う点であり、我々のコアコンピタンスであるデータ製造が高く評価されたことが挙げられます。

またMusubuの導入実績に関しましても、累計導入数が10万社を突破し、Musubuを使って下さるお客様が増えていることや、パートナーシップ事業では、データの質を重視した大手のお客様が使っていただけている実績も評価されているポイントです。

⑵ 今後の成長可能性

二つ目がデータビジネスの広がりによる市場規模の広さです。米国と比較すると、まだまだ日本ではデータ活用は進んでおりませんが、徐々にデータ活用が浸透してきています。今後は、データ活用が進んでいくことによって、Baseconnectが提供している会社情報だけではなく、より幅広いデータ提供が見込まれます。この点、Baseconnectのデータ製造能力は、あらゆるデータをDB化することが可能となります。

⑶ チームアップ

組織の在り方として、「自律分散協調」を謳っています。「自律分散協調」では、それぞれが意志と責任を持って自律的に動き、協調しながらしなやかに変化していくことです。相反する両方を高度に両立するためには、高いスキル・知識・マインドセットが必要です。そういった人材を集めれており、かつカルチャーとして徹底してる点において良いチームアップが図られています。

最後に

様々なハードシングスがあったものの、何とか54億円の調達を実施できました。肉体的・精神的な負荷が半端なく、何度も諦めたくなる時もありましたが、最後は、アメフトをやっていた時にスポーツ魂のおかげ?で踏ん張ることができました。

また、今回のシリーズBの資金調達には膨大な時間と人手がかかりました。結果的に1年半ほどファイナンスを行うことになりましたが、大型調達を達成できたのは、サポートして下さいました株主様、Baseconnectのメンバーのおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。

資金調達を機に、技術・ビジネス・データ・プロダクト・新規事業の5領域について、経営人材候補のポジションをオープンいたしました。少しでも共感いただける部分がありましたら、是非一度お話する機会をいただきたいです。また、上記に関心を持っていただけそうな方にお心あたりございましたら、ぜひご紹介をいただけましたら幸いです。以下リンクになります!

追伸) 
今回のnoteは資金調達のご報告だけで、かなりライトになっていますが、別のnoteで資金調達の裏側の記事を執筆したいと思っております。現在、資金調達を考えている若しくは調達活動をしているスタートアップの方々の参考になれば幸いです。

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