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『人にやさしい組織マネジメント勉強会』の2022年をふりかえってみて

みなさん、
こんにちわ。
こんばんわ。
こんにちわ。
こんばんわ。
メリクリです。

Management3.0認定ファシリテーターの中原です。
この記事はManagement3.0 2022 Advent Calendarの25日目の記事です。
とりです。
しめです。
とりです。
しめです。

はじめに

2022年も残すところあとわずか。
Advent Calendarの締めとして、Management3.0のコミュニティとして始まった「人にやさしい組織マネジメント勉強会」の2022年について、個人的にふりかえってみたいと思います。

といっても「あんなことやったなぁ~、こんなことやったなぁ~」という1年のふりかえりではなく、僕の中で最も大きな出来事だったコミュニティをリスタートした事についてふりかえってみたいと思います。

運営の年間ふりかえりは12月のコミュニティイベントでやりましたので、ご興味あればご覧ください。


コミュニティのリスタート

さてさて「Management3.0 Japanコミュニティ」から「人にやさしい組織マネジメント勉強会」という名前に変わったのは今年の6月のことでした。

今年の2月のコミュニティイベントを終えてから次の開催まで4か月の空白の期間があったのです。

それまで毎月なにかしらのイベントを開催していたんですが、当時、僕は、企画することにも、集客することにも、少し疲れていました。

一生懸命企画しても参加者が少ないことにがっかりしたりして。。。
運営に参加してくれているみんなにも、とても悪い気がして。。。

そこで「一度足をとめてコミュニティの在り方、みんなが参加する意義、どんなコミュニティにしたいかなどなど、ゼロから話し合おうぜ~」と、運営メンバーに声をかけました。

リスタートのためにやったこと

やっぱりふりかえりから

まずはこれまでのふりかえりをやってみました。

この時に「3.0ってナンバリングされているのが胡散臭いかも」って話がでていました。

顧客提供価値と自分にとっての価値

次に運営メンバーの寳田さんのご提案で、このコミュニティがうまくいったときに「参加者の周りの人はどうなっているか」「我々運営はどうなっているか」「自分自身はどうなっているか」という3つの観点について語りあいました。

なんとなくみんながこの会に期待している事、目指す姿みたいなのが共有できてきました。

名前かえたよ

そして、ふりかえりで課題として上がった"コミュニティの名前"についても考えることになりました。
名前を考える事を通して「そもそもこのコミュニティではManagement3.0の事だけじゃなく、いろんな事を扱うよね~」「IT以外の方にも多く参加してほしいよね~」なんて話しが出て、より一層、どんなコミュニティにしたいかっていうイメージが揃ってきました。

色々な名前が出ましたが「やさしい」とか「幸せ」いうキーワードが多く発せられていました。

その結果「人にやさしい組織マネジメント勉強会」という名前に決定しました。

3.0が胡散臭いのでは?という意見から名前を変更したのですが、余計に怪しくなった?説もなきにしもあらず。。。

コミュニティの方針を明確にしたよ

また、その際に集客の話にもなったんですが「楽しい場を続ければ自然と人は集まるでしょう」という話をしました。
参加者がたくさんいる方が楽しいけど、優先順位として「面白いことをやる」「運営を無理しない」をより一層大事にしようって話をしたのを覚えています。
※ブログやSNSを更新して「楽しい場」であることを多くの人に知ってもらわないといけないのですが、それがなかなかできていないのが反省点です。

そんなこんなで名前を変更したのが5月でした。

ということで「人にやさしい組織マネジメント勉強会」は『人々が活気にあふれ、幸せを感じるようにするためのマネジメントについて勉強する会』という方針を決定しました。

そして、参加の敷居を低くくする事、運営が無理をしない、何よりも我々が楽しもう!という方針も合わせて運営の共通認識としました。

これは運営のてらひでさんが「自分達が楽しむ事を最優先にしましょう〜」っておっしゃったのがきっかけだったと記憶しています。

それもあって深い時間になると、運営の羽飼さんと僕とでマニアックな釣りの話なんかもします。
正直話しながら「僕達以外に誰がおもろいねん!」なんて思いますが、皆さん退出されないのでまぁ良いかなぁなんて思っています。
僕は面白いし。

さてさて、そんなこんなでコミュニティをリスタートしたのですが、気持ちは高ぶるものの運営チームとしてはまだ未熟です。

逆に言うと伸びしろだらけです。
なので、実験をして学びを得てどんどん成長できるはずです。

そこで、我々が向かう方向や大事にすることが達成できているのか?参加者に提供しようとしている価値が提供できているのか?僕たち自身にとってはどうなのか?このような事を計測するための指標について話し合いました。
これをもとに毎回のイベントで計測しようと考えました(実際にはそんなに細かくはまだ計測できていません。徐々に徐々に)

具体的な話をしてイメージを合わせようぜ~

つぎに、方針についてみんなの理解が揃っているかを確認する意味でも、具体的に何をやっていくかを話してみました。

実際にはこの時に話し合った通りには会は開催されませんでしたが、リスタート以降、無理することなく毎月開催することができました。

リスタート以降でやった事とその結果

そして、最も運営の手がかからず、参加者にも運営のメンバにも学びが大きい「ルーレット」の会も誕生しました。

先のイベントの履歴をご覧いただいてお分かりの通り、今年は下記2つの書籍が出版されました。
それもあり、我々のコミュニティに参加したり注目してくださる方が増えました。

しかしそれだけではなく、やはり開催している側が楽しそうで、無理なくやっているってのが伝わっているんじゃないかと思っています。
新規の方、リピートの方ともにこれまで以上の方にご参加いただけるようになりました。

「参加しやすかった~」「楽しかった〜」なんて声もよくいただくようになりました。
*ハピネスドアは個人名が書かれているものもあるので掲載はやめときます

さらには、僕が実行委員として参加している「アジャイル経営カンファレス」の後援団体としてお声かけも頂けるようになりました。 

一方で、connpass(for ITエンジニア)だけじゃなくPeatixやDoorkeeperなど色々なプラットフォームで告知すればIT以外の方が来てくださるのでは?という仮説は立証されませんでした。
もう少し続ければ効果があるのかもしれませんが、たくさんのプラットフォームに告知する運営の負担もあるので、今は一旦やめています。

もう一個、実験したこと

もう一個、僕にとってとても大事で嬉しい実験をしました。
これは運営メンバーの滝川さんがご提案してくださったんですが「司会とかも持ち回りにしましょう」って事です。

それまでは「connpassを立てる」とか「Muralを用意する」とか、そういった役割分担はしてましたが、基本的に司会は僕がやってました。

そこにこだわりがあった訳ではありませんでしたが、なんとなく慣習的に続いていました。

しかし僕が仕事で遅れたり、参加できなかったりすることもあるし、みんなができた方が良いのでって事で、司会やその他の進行も持ち回りにすることにしました。

その結果、僕はめちゃくちゃ楽になりました。
参加者のケアやチャットでの賑やかしに回ることができるようになりました。

僕が休みでも会が回るようになりました。

というか、司会進行という役割の負担が減っただけじゃなく、気持ち的な余裕と言うか、みんなでやってる事に安心を感じました。

ハネムーンナンバー。。。
そんな事、数十年前から知っているのに。。。
自分がやらねばって思っちゃって、てできていませんでした。

その後、本当に我々みんなのコミュニティになったと思いました。
本当に信頼できる、頼れる仲間ができました。

どれぐらい信頼できる仲間かと言うと、運営メンバーで開催した今年の忘年会は「ふぐづくし」で、料理だけでなんと1人2万円でした(これは関係ないか(^^;) )。



来年に向けて

まず来年の1月は今の所毎月のコミュニティイベントはおやすみする予定です。

Advent Calendarの1日目でさていさんが『誰かが書かれると思うけど』と書かれていたので、締めの僕が書きましょう。

実は来年の3月25日に「人にやさしい組織マネジメントフェスタ #01 ~IGNITE~」という、コミュニティイベントのスペシャル版を開催しようと考えています。

そのために、運営委員のみんな、フェスタの実行委員になってくれたみんなで毎週打ち合わせをしています。
年内は本業の仕事を納めても実行委員の打ち合わせが年の瀬まであるほどです。

運営メンバーの稲葉さんも、毎回お忙しい中を調整して参加してくださっています。

ということもあり、我々のモットーである「無理をしない」に乗っ取って、1月はスキップする予定です。

最後に

ということで、取り留めもなくダラダラと書いてしまいましたが、こんな感じでコミュニティをリスタートしたわけです。

チームビルディングで大事なのは、チームの方向性を示して共通認識にすることだと思います。
そしてチームの方向性と自分が大事にすることをしっかりトレースして、個人レベルで「ここにいる意義」を明らかにすることだと思います。

そうする事でチームのアイデンティティが明確になり、同じ旗の下に集まることができ、同じ志をもつ仲間になれました。
※このシンボルは実行委員のさていさんが書いてくださいました。


僕たちは3〜4ヶ月という活動停止状態を作って、チームをリスタートしました。

今回改めて感じたのは、やっぱり「無理しない」、「1人じゃなくてチームで」ってすごく大事だということです。
僕がみんなを巻き込んだっていう責任感からか、ついつい自分でやろうって思っちゃっていました。

各回のふりかえりだけではなく、今後も定期的にこんな事をやっていきたいと思います。

最後に「人にやさしい組織マネジメント勉強会」の運営を一緒にやってくれている寳田さん、はがいさん、滝川さん、てらひでさん、さていさん、稲葉さん、ありがとうございます!

来年も引き続きよろしくお願いします!!
やったりましょう!!


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