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40歳でフルマラソンサブ4に初挑戦② 4~5月の振り返りと6月のお題

こんにちは中村です。すっかりランニング・ジョギングが趣味になりつつある今日この頃。

ただいま台風の接近の影響で天気は雨。外で走ることもできず、この後用事があって室内練習に行くこともできずで暇なので、4-5月の振り返りと6月の動きについて書いてみたいと思います。

この記事は、40歳から42.195㎞、サブ4に初挑戦!というシリーズ企画。

減量・デトックスをしてみたらすこぶる調子が良く、何でもいいから目標を立てよう!とインスタでアンケートとったら1位が「フルマラソンに参加」だったので、あらゆる手段を駆使し肉体を魔改造している実践録です。全くお勧めしないので安易に真似しないでください。

今回は、そもそもの走る目的・戦略づくり編って感じかな。

前回記事はこちら。

何でそんなに早くなったの?何してるの?って結構聞かれたので…

日々のランニングの一コマをストーリーズで配信?しながら走っていると、見てくださっている方は見てくれているようで、「中村さん、速くなったね~!」と褒めていただけるのがすごく嬉しゅうございました。

別に誰かのタイムを越えたいとか、○○さんに勝ちたいとかはあんまりなくって、自分の心身のパフォーマンスがこの年からでも上がっていくのがすごく楽しい。というのが大きなモチベーションになっています。

20代後半で一度体力が落ちて、30代後半でさらにガクンと落ちて「まぁ年だから仕方ないよね・・・」って思っていたのが、実はそうでもないみたい(本当に!)。

傍目だとストイックに見えるかもしれませんが、個人的には全然ストイックに/シリアスにやっているつもりは無いので、ローカルエンターテイメント的コンテンツとしてお楽しみいただけたらと思います。

あと、ふくい桜マラソンというフルマラソンの大会が2024年3月に福井県で開催されますので、「地元だし参加してみようかなー?」って思っている方に「半年以上あれば十分色々できるよ!」っていうことも伝えていけたらと思っています。(私はその時期スノボなんで参加しないんですが…)

4~5月の振り返り。見事にハマったのは何故!?

まずざっくり、最初の2か月は走ることを楽しむ。ということを目指しました。人それぞれ違うと思いますが、私的には次の6つの要素が楽しさのモトだった気がします。

1.毎朝30分なんでもいいから運動する

4月の上旬は、ほんとに走ることをただのエクササイズの一環として捉えていました。当時読んでた本にたまたま書いてあったことが、

なんでもいいから朝30分運動すること。それがその日の最高のパフォーマンスを出す。

的なことでして、それを真に受けて、「朝起きて天気良かったら外走るかー。」ぐらいなノリで、運動を始めました。

これで早速、1日の仕事のパフォーマンスが高くなる!ということを実感できたのがまず大きかったです。

2.ん?なんか足が速くなってる!?

もう一つ大きなきっかけは、2022年から通っていたパーソナルトレーニングの効果で、足がめちゃくちゃ速くなっていたこと(笑)

キロ4分台とか自分の中で奇跡のような出来事だった

もっぱらスノボの技術向上を狙いとしていたのですが、全身が整ってきたからなのか、試しにスピード上げて走ってみたら見たことも無いようなタイムが出て一気に「ちょっと真剣に走ろうかな」というモチベーションが上がりました。人間って現金(笑)

3.フルマラソンにエントリー

インスタでアンケート取ったら、1位がフルマラソンだったので・・・

4月中旬には、人生で一度も走ったことが無いフルマラソンにエントリー

落選したら富山マラソンにエントリーします

去年参加された方の話を聞くと、補給スポットで美味しいものを色々食べれるみたいで「とりあえず完走できるだけでもいいか。」というノリでエントリーしました。この時、自己申告の予定タイムは7時間。

ここから半年少々をかけて、どうやってマラソンに向けた体作りや、目標タイムを設定・更新していくかを決めていくことになりました。

「海外旅行行くときに航空券とったら一気にモチベーションが上がるのと同じ現象」がここでも起こりました。

大きな方針として大事にしたのは次の3点。
①タイムを追うとシリアスになるので、あくまでも楽しく!
②でも自分に限界は設定しない。行けそうならいくらでも速くなってOK!ただし怪我しない範囲で!
③自分のためというより、サポートしてくれる方のために走りたいかも

自分の性格的に、

  1. 自分のためよりも、誰かが面白がってくれたり・喜んでくれる方が頑張れる

  2. 美味しいものを食べる×旅って最高

  3. ついでに体が締まってバキバキになったらかっこいい

  4. 戦略的に物事を進めるのは得意

という特徴を上手に使って、好循環が回る設計にしました。

4.後に引けないよう、いろんな人に「フル走るんです」って言いふらす

ここからは外堀を埋めていきます。
まず、トレーナーさんにざっくり何をやったらいいか相談したら、ミチミチに埋まったホワイトボードが提示されました。

町おこしランナーの新井さんからも、素敵すぎるプレゼン資料をプレゼントいただきました

どちらも、自分にはまだ見えていないものがかなり多く、すぐに情報の洪水に溺れてしまいました。

フルマラソンを走ると安易に言った自分に対して、奥深い世界が待ち受けていることを感覚で察知しました(笑)

5.基本はソロ練習をしつつ、一緒に走っていただくことを何度か挟む

5月上旬にはご指導のもとインターバルトレーニングを。最大限の心拍数ゾーンである程度の時間走ることをしないと、絶対にタイムは上がらないことを知りました。

中学生ぶりの陸上競技場。ガチな人がたくさんいて、めちゃくちゃ刺激になりました。(ゲレンデに行く初心者の気持ちに戻れた)

あと、自分の走りがドタドタしててダサいのがすごく気になり、これがまたさらにモチベーションに繋がりました。

中旬には閾値トレーニングを実施。

結構きつい速度域(乳酸閾値→閾値って言うそうです)で走ることを継続しないと、筋肉が重くなって足が回らなくなる現象を越えられないそうです。そんなことも初めて知りました。

6.冒険の書を手に入れた!

そんなことをしているうちに、「ジョグのペースとは?」「レースペースとは?」「閾値とは?」「設定タイムはどう決めるの???」などのあらゆる謎を解決してくれる指南の書を教えてもらいました。

これがほんとに自分の中で革命的でした。マラソンの世界ってスノボよりはるかにノウハウが充実&共有されているんですよ!

あなたの走力は今これぐらいだから、週の半分はこのペースでジョグをして、週1~週2でこんな強度の高いトレーニングすると良いよ
てのが分かるんです!

これを参考にすることで、今日走る目的は回復?コンディション確認?動作チェック?心肺機能UP?などが明確になったことと、「あれ?サブ4いけるかも?→もしかしたら3.5もいけるかも?」というのが見えてくるんですよ!

面白くないわけがないじゃないですか。

ここまでくると自分の体を使ったゲーム感覚。すっかり走ることが楽しくなってしまいました。

走力推移。地元のマラソン大会エントリーを機に、10㎞定点観測

ここからは走力の推移です。

ちょうど5月28日に地元の大野市で開催された名水マラソン(10㎞の部)に参加したので、タイムの変遷を振り返ってみましょう。

4月10日、58:04 @5:48

走り始めた頃。だいたいイメージ通りのキロ6分

4月22日、54:20 @5:26

それなりに走るとちゃんとタイムも良くなる

5月24日、名水マラソンの本番コース試走。48:37 @4:52

合理的練習を積むとめちゃくちゃ速くなる

5月28日、レース本番。46:06 @4:36

本番の空気感でさらにいつもより少し早くなる

…という感じで、日々のトレーニングに加えて時々レースを挟んでいくと、程よいモチベーション維持になったり、自分の成長を感じられて感慨深かったです。

1か月半くらいの間で、6分/㎞→4分半/㎞に迫る勢いまで伸びたので、かなりやったなー!という感じです。具体的トレーニング方法は先の本読めばだいたい詳しく分かります。

代償として、膝の小破に悩まされる

しかしながら、4月下旬から約1か月程度「走ると膝が痛い」問題に悩まされました。

絶対にフォームや走り方がおかしいので、根本的な改善が急務!

金沢マラソンまであと5ヶ月。

①ケガしない効率良い走りの習得
②スピードアップ
③前半は回復と筋力UP→後半走力チェック

というのが6月のお題となります。

自分の中のイメージでは、ドタドタ走りがもうちょっとマシになって、颯爽と走れるようになり、タイムも上がる…みたいな妄想をしていますが、さてどうなることやら。

まとめ

というわけで、4-5月の振り返りと6月のお題でした。

自分の性格を上手にハックして、「これをやるとモチベーションが上がる・続く仕組み」を取り入れたのが良かったかなーと思いました。

おさらいすると、

  • 朝30分走ると仕事のパフォーマンスも上がる

  • 半年後の目標を立ててそこに向かう

  • 周りを巻き込む

  • 自分でも学ぶ

  • ダサいところ、気になった所を直す

があると、上手く続くんだなーと思いました。

魔改造の道のりは続く・・・

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