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インテリアや建築の素人でも、それなりに部屋をいい感じにするやり方(古民家編)

今住んでいる部屋が和のテイストが多いので、どうやって部屋をおしゃれにしていったらいいか分からない!

インテリア雑誌を見ても、洋室がベースになっているからそのまま真似しても今の部屋に合わなさそう・・・

Zoom会議のバーチャル背景にいつも頼っているので、リアルの世界をそこに追いつかせたい。

・・・こんなことで困っていませんか?

こんにちは、中村です。
福井県大野市というところで、古民家をお借りして住んで4年目になる、WEB屋です。

普段の仕事はWEBの制作やコンサルティングを行っているのですが、カンケイ商店という飲食店併設のコワーキングスペースを運営したりしています。

DIYで場づくり・空間づくりをされる方が周りに結構いらっしゃる関係もあって、すごく刺激をいただきつつ、自分ももっと精進したいなーと常々思っていました。

今回は、建築やインテリアの素人が試行錯誤をしてようやく・・・ようやくイメージに近い仕事部屋が出来てきたので、そのプロセスについて紹介したいと思います。

冒頭に書いた困りごとは、まさに私自身が体験したことでして、これが誰かの役に立てばうれしい限り。

趣味趣向は人それぞれ違うので、自分自身が「これいい!」「心地よい!」と感じられるような空間づくりを目指しました。

もちろん、このお部屋が全然イケてないと思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、自分が良いからそれでいいんです!という姿勢です(笑)

それでは、行ってみましょう。

現状の不満・違和感を挙げる

・入り口のふすま、障子が和過ぎて、Zoomミーティングの時に違和感がある
・うまく言えないんだけどなんかもっとこう・・・おしゃれな感じにしたい

という、漫然としたものでした。

こんな写真のような「スッキリとしてフラットな壁があれば良かったのに!」と何度思ったことか…

壁を作ろうかな?
今の建具を取り払って作り直すか?

等色々考えた結果、植物とアートで今の建具を活かす方向にすることにしました。

1.インプット編。とにかくスクラップしてイメージを膨らませる

手始めにやったことは「これいいな」と思うものをとにかくスクラップすること。

ピンタレスト はとても便利でした。

youtubeだと、こちらの方の動画は色々勉強になりました。

2.潜在意識下で発酵・熟成。画像を写真プリントして目に付くところに置いておく。

続いて、いきなり買いに行くのではなく「寝かせる」という工程を経ることに。

・・・というか、

ざっくりとした「こうなりたい」ゴールの姿はあっても、「1つ1つのパーツを何処で・どんなものを買うのか」がこの時点では全く見えていなかったので、とりあえず寝かせます。半年ぐらいは寝かせていました。

フリーランスという仕事柄、「今年1年はこんな年にしたい」という目標を立てて日々過ごすようにしているのですが、そこで非常に活躍してくれるのが具体的なビジュアルを常に目に付くところに置いておくこと。

先ほどピンタレストでスクラップした画像を、プリントし、壁掛け型のホワイトボードにマスキングテープで貼っていきます。

3.突然ひらめく

きっかけは、ある時突然訪れます。

ふと「そういえば、こんな風に仕事部屋をおしゃれにしたい!ってイメージを掲げているのに、これ、いつになったらやるんだろう・・・?」

と、突然思い立ちます。

それまでの寝かせている間に、日常的に

・いろんな場所に行ってインプットをし
・ちょっと物を買って小さく試したり
・誰かのSNSを見て画像を保存したり

ということをやっていると、ある時突然スイッチが入る。という感じ。


「植物買って置くぐらいならそんなにお金かからないんじゃ・・・?」「IKEAのネットショップ見てみるか・・・」

よし、買おう!

ということで、2-3日で一気に買い揃えました。

今すぐどうにかしなくても困らないのなら、自分の中でスイッチが入るまで寝かせる。というのは、実は結構大事なんじゃないかと思ったりします。

4.買い物をしながら構成を組み立てる

ここからは、実際に空間をどのように構成していったかです。やってから分かったんですが、インテリア雑誌を見ても行動に映せないのは、2-3が足りないからだったのかな。と。

「どんなシチュエーションで、どう見せたいのか」を考えたときに真っ先に思いついたのは、Zoom会議の背景をいい感じにしたい。というものでした。

まず、画面に向かって右側は、植物でワッサーとさせたい。ということ。

で、近所のホームセンターでたまた見かけたこの2つをメイン・サブに添えました。最初に小さいほうをを5千円ぐらいで恐る恐る買って置いたら、やっぱり物足りないな・・・となり、翌日にはエバーフレッシュという大きめの観葉植物を9000円ぐらいで買いに行くことに。

向かって左側は、透明な花瓶を使ってドライフラワーやアート等を飾ろうかな。という方向に。

ぼやけててすみませんが、写真右奥がガラスの花瓶とドライフラワー。
額縁のアートっぽい作品は、枠だけIKEAで買って、自分が撮影したスノボの写真をコンビニで白黒印刷したものを入れています。

写真手前の植物は、ラベンダー。部屋に入った瞬間に、いい香りがすると気分が上がるなーということで。楽天で買いました。ギフト解体セール品を分良く見つけられて、めちゃくちゃ安かったです。

最後は照明。昼間はあまり使わないのですが、ここぞという時の必殺技的に起用すると、空間がグッといい感じになるっぽいです。

ふすまが障子という紙素材なので、暖色系の印影が映えるだろう・・・ということで、とりあえず5番の所にamazonで買ったお手軽な照明を設置しました。

どこにでも売っているクリップ型ライトと、裸電球をそのままポン付けできる照明スタンド。

6番の証明は、部屋のコンセントが足りないので、ゆくゆくでいいかな・・・ということにしています。

・・・で、暗い空間で光を灯すとこんな感じに。

5.微調整

全体の大まかな配置が終わったら、あとは細かい部分です。
Zoom会議をする時には全く見えませんが、仕事で資料や文献を漁る時に、気に入ったアートが置いてあると、とても気分が良いです。

このクマと鹿の絵はIKEAで買いました。

額縁をIKEAで買うついでに、カートに入れたんですが、最初は絵ハガキを100均のフォトフレームに入れる方法がコスパ良いと思います。

棚っぽいのは、リンゴ箱。左のラベンダーが乗っているイスは、おばあちゃんの家からもらってきた腰掛けです。

まとめ

というわけで、2022年6月時点の仕事空間がいい感じになったよレポートでした。
ピカピカの新築じゃない、古さが絶妙に出ている木の空間なので、

  1. 植物

  2. アート

  3. 照明

をうまく組み合わせることで、結構いい感じになったんじゃないかなと思います。

良かったら参考にしてみてください!

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