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重めの過去が無いことにほっとする

朝、息子が食べるコーンフレークを用意していると、裏面のプレゼントキャンペーンに目が留まる。

シスコーン坊やと呼ばれる男の子のキャラクターの一家が、楽し気にキャンペーンの告知をしているのだけど、お母さんと思われる人だけ後ろを向いている。

楽しいキャンペーン告知の見出しでも頑なに後ろを向いている?

ただごとじゃなさを感じ、すぐさまスマホで「シスコーン坊や ママ」で検索すると公式サイトにファミリーの紹介があり、家族1人1人の解説が載っていた。

そこでもママは後ろ姿だけしか描かれていないものの、

「やさしくて料理が上手。栄養士の免許ももっていて栄養満点のメニューを
考えてくれるんだ。」

https://www.ciscorn.jp/family/

とあった。

重めの過去とかが無いことにほっとする。

ママの顔はもう覚えていないけれどいつもここにいるんだ みたいなエピソードが来たらコーンフレークを食べる度にしんみりしてしまうところだった。

更に調べると「シスコーン クッキングコーンフレーク」というのれん分けのような別商品で謎につつまれていた"ママ"の顔を初公開!という記事を見つけ、あっさりとママの顔を知ることが出来た。
(シスコーン公式サイトには無かったので、もう販売されていない商品なのだろうか)

通常ラインの商品では顔を隠し続け、ちょっとマイナーな商品の方であっさりと顔を出す。ママの戦略だろうか。

キャラクターのお面がダウンロードできるとあり、ママの後頭部のお面があるのだろうかとワクワクしながらクリックすると、シスコーン坊やや妹などしか無かった。

いっそ後頭部のお面が欲しかった。

夜ご飯、お風呂と済ませ、息子にもう寝るよーというと「これが終わってから寝る」とyoutubeの動画を見ている。ここでやいのやいの言うとかえって渋るので、じゃあ先に寝室行ってるからねと先に行く。

すると動画が終わり、寝室に来ようとしていた息子が「お母さん、なにか忘れてないー!?」と騒いでいる。

昨日、寝室へ行く前に眠さの限界に達した息子をリビングから抱えて行ったのが気に入ったようで、今日も運んでくれと言うことだ。

ええ、喜んで。

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