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見ているだけで寒い

週明けはいつも保育園に行くのを渋る息子だが、今日はすんなりと行った。

昨晩も寝る前には「明日保育園?」と聞かれ、そうだよと言うと悲し気な様子だったが
今週頑張ったら3回お休みなんだよ!土曜日、日曜日、そして月曜日もお休み!何する?何したい?とテンション高く伝えた結果だろうか。

どうやら今日は雪が降るらしい。

先日も大雪になるかもしれないと言いながら、道路が少しみぞれでビシャビシャになった程度だったので今回もどうなんだろうかと思っているとお昼前あたりからしっかり降り始めた。

雪道の運転に慣れておらず、本格的に積もると運転が出来なくなるのでどうなるかなと見守る。こういう時、最悪歩いて迎えに行くこともできる距離に保育園があるのが心強い。

仕事をしていると旦那から電話がかかってきて、営業で来た隣の市の積雪がすごいと。息子を迎えに行く時は充分に気を付けてくれと念を押される。

暗くなる前に早々と迎えに行く。
雪は弱まり、道路はベシャベシャになっているだけだったので気を付けながら車で向かう。

フロントガラスの上にもしっかりと積もっており、前が全く見えない。

何も考えずにワイパーで無理やり雪をどかしてから「これは自分で降ろすべきだったのでは」と思い至り焦る。一度車を降り、ボンネットや屋根の上などの雪をはらい落とす。

東北育ちなので雪には慣れているものの、自分で車を運転するようになってから初めての雪らしい雪。東北育ちの経験が何も生かされていない。

いつも使う小道を避けて大通りを回って行ったので普段の5倍くらい時間がかかった。

教室から出てきた息子は早々と靴を履き、上着も着ないまま雪の積もる園庭へと喜んで走っていった。見ているだけで寒い。

息子を捕獲し上着を着せ、帰りも回り道で帰る。
時間がかかったので家に着くころには息子はお腹すいたと大変だった。

園庭を走り回って靴がびちゃびちゃになっていた息子はもう履きたくないと言うので、車から玄関まで抱きかかえて行った。滑ったらえらいことだと慎重に歩く。

夜ご飯を食べて片付けをしていると寒さで鼻を赤くした旦那が帰宅した。


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