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「NAJEYオイルストレートはママさん美容師が自立するための武器になる」hair&spa -Abbey-(沖縄県宜野湾市)

沖縄本島中部の宜野湾市(ぎのわんし)にある「hair&spa -Abbey-」(アビー 以下 Abbey)。オーナーの赤木エリカさんは、横浜や大阪で美容師として活躍後、結婚して地元である沖縄にて独立。現在は、2児の母としてご自身の生活スタイルを崩さずに、美容師として理想の働き方を追求されています。

「ずっと美容師として働き続けるためには、お客さまに満足していただける技術を磨き続けることが必要」と語る赤木さん(以下 赤木)。オイルストレートを導入された経緯と、今後の目標について語っていただきました。


自分が「良い」と思ったものだけをおすすめするサロンを作りたい

hair&spa -Abbey- オーナー 赤木エリカさん

―赤木さんは、新規のお客さまの受付をお断りしなければならないくらい人気のスタイリストさんだとお伺いしました。独立までにされたことをお聞きしても良いでしょうか?

赤木:転居と妊娠・出産を経て、美容師に戻った時は3年のブランクがありました。自分のカンを取り戻すためにパートから始め、次は業務委託サロンで働くことにしました。

女性はホルモンバランスの影響もあり、髪質が急に変わることがあります。髪を美しく見せるためには、様々な技術がありますが、ダメージは不可欠です。なるべく自然の髪を活かしながら、美しく仕上げるためにどうすれば良いか……最初に私が見つけたのは「ステップボーンカット」というカットの手法でした。

―その方の顔の形や骨格に合わせてカットする、新しいカット技術ですね。

ステップボーンカットの認定証がズラリと並ぶ

赤木:自分もいわゆる剛毛で、髪質やクセに悩んでいたのでさっそく受けてみて、仕上がりと持続性に感動しました。「自分が納得する技術なら、お客様の満足につながるのでは?」さっそく認定のための講習・試験を受け、自分のメニューに取り入れたんです。

お客さまにも提供しはじめてみると、とても好評で「私の髪は赤木さんじゃないとダメ」といった嬉しい感想をいただくようにもなりました。

―赤木さんの「お客さまに満足していただきたい」という気持ちが伝わったんですね。

赤木:他にもいろいろと試行錯誤していくうちに
「お客さまのおひとりおひとりのお悩みに寄り添ったヘアスタイルを提案したい」
「頭皮と髪のケアをしながら、なるべくダメージレスでヘアデザインを作っていきたい」
「薬剤や商材にもこだわって、頭皮や髪のケアに特化したものにしたい」
……そんな思いが強くなっていったんです。

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―確かに、自分のサロンであれば、メニュー作りだけでなく、機材からなにから自分の納得いくものをご提供できますね。

赤木:Abbeyは、それまでの業務委託先のサロンとはコンセプトも変わり、場所も離れてしまうので、開業時は0からのスタートの気持ちでした。最初は閑古鳥が鳴くことを覚悟したのですが、フタを開けてみると、担当していたほとんどの方がいらしてくださったんです。驚きとともに感謝でいっぱいの気持ちになりました。

―場所もメニューも変わって、それでも「赤木さんでなきゃ」というお客さまからの支持があったんですね。

赤木:本当にありがたいことです。「お客さまの期待に応えられるように、もっと頑張っていこう」と誓いました。

NAJEYオイルストレートをかけたお客さまから衝撃を受けて

Abbeyエントランスにて

赤木:お客さまにこの先も「Abbeyでなければ」と思っていただくためには、自分はここでとどまらずにもっともっと技術や手法を取り入れてレベルアップする必要があると常に感じていました。そんな時に出会ったのがオイルストレートです。

沖縄に戻ってきて感じたのは、髪の量が多くて硬く、ゴワつく悩みをもつお客さまが多いこと。当時の縮毛矯正やストレートだと不自然なくらい真っすぐになりすぎてしまうし、ダメージも大きいです。カット以外にもいろいろな方法を模索していました。

―はじめてオイルストレートをした後の髪をご覧になって、どう感じましたか?

赤木:はじめ、縮毛矯正をかけていると分かりませんでした。いつものお客さまの髪がとても柔らかくなって、手ざわりがサラサラになっていたんです!

奥がシャンプースペースになっている。沖縄ならではの花ブロックを活かしたパーテーションで
開放感のある雰囲気に

カルテを見返しても、明らかに前回の髪とは違う感じでした。前のご来店から何か新しいことをされたかお尋ねするとNAJEYさんでオイルストレートをかけた」と教えていただけたんです。お客さまの髪のあまりの自然さに「とんでもない技術が現れた」と思いました。

いてもたってもいられず、NAJEYさんに問い合わせをしたんですが、当時はまだオイルストレートの他店への展開をしていない時期だったので、導入は断られてしまったんです。そこでまずは自分がお客として受けてみることにしました。

―ステップボーンカットの時と同様、ご自身で確かめに行かれたんですね。

赤木:オーナーの藤島さんはとても気さくな方で、私の癖や硬い髪も、自然に柔らかく仕上がりました。オイルストレートの考え方や流れについて聞けば聞くほど「髪質に本当に悩むお客さまに寄り添って考え抜かれた施術だ」と感じ、ますます導入したくなったんです。

美容師も子育ても楽しみながら自分を成長させたい


新しくメンバーになったAYANOさんと

― その後、オイルストレートの頒布が始まるとすぐに導入され、今ではオイルストレートも認定サロンになられましたが、今後の目標などあれば教えてください

赤木:私は、自分が子育てをしながら、美容師としても進化し続けたいと思って取り組んできました。今では「他のママさん美容師の方にも、こうした働き方を提供できないかな」と考えています。

結婚や出産でキャリアが途切れてしまい「もっと自由な働き方ならできるのに」というママさん美容師って多いんです。キャリアがあるのに、時間の制約でパートになっていたりするのは勿体ないなって。

―確かに。しかし赤木さんのような働き方をするためには、お客さまがいらっしゃらないとできませんね。

赤木:そこで「オイルストレート」です。オイルストレートは、まだ3年ほどの施術なので、圧倒的に施術者が足りません。もしオイルストレートが上手にできるようになれば、強力な「武器」として活用できると思います。

実際に、NAJEYさんの予約が取れず、当店にお問い合わせいただくのですが、私の予約枠で受け入れできずにお断りしている方が大勢いらっしゃるんです。

例えば「オイルストレート専門」として、自分のペースでお客さまとお付き合いしながら働くというのもアリだと思います。

―確かに、前回インタビューをした「THREE BEE」さんでも、オイルストレートをベースに技術を積み上げるというスタッフ教育をされていました。
(※編集注 THREE BEEさんは求人中です)


一緒に働く方たちのために、独立時から2つの席を用意していた


赤木:カットやカラーなど、すでに当たり前になってしまった施術だと、そこで抜きんでるのは難しいですよね。新しい技術に目を向けた方が「○○さんじゃなきゃ」という独自性を作りやすいと思います。

オイルストレートは、本当に素晴らしい技術です。髪の悩みはいろいろありますが、オイルストレートは、ナチュラルな状態でバサっと見えるというお悩みを持つ方、エイジングで髪がうねってきた方たちなど、幅広い年齢と髪質に対応できるのも大きなポイントです。

自分の技術を高めれば、ママでもちゃんと自立して自由に、しかも楽しく働ける。志を持つ方にとって、自分が「赤木さんみたいに働きたい」って思われるようになりたい。そして、Abbeyを同じ目標を持つ方への場所として提供したい―それが、いまの私の目標です。

hair&spa -Abbey-(アビー)

住所:〒901-2224 沖縄県宜野湾市真志喜5-12-25
電話:050-1362-4505
OPEN: 月〜金/9:30〜17:00 土/9:30~16:00
CLOSE: 日曜・祝日

Instagram
赤木エリカ
https://www.instagram.com/erika_abbey.okinawa/
miyagi_ayano
https://www.instagram.com/miyagi_ayano/

NAJEYオイルストレートリンク集

https://oil-straight.i10.bcart.jp/

NAJEYオイルストレート公式Instagram

取材・撮影・文章/美里茉奈


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