「クリエイティブなヘアスタイルの土台に最高なオイルストレート」~HAIR LOUNGE THREE BEE(沖縄県那覇市)
那覇市真嘉比(まかび)にある「HAIR LOUNGE THREE BEE」(ヘアラウンジスリー・ビー 以下 THREE BEE)さん。表参道や代々木上原など都内の名サロンがひしめくエリアで腕を磨いたオーナーの玉城さんが、13年前に開業した沖縄県を代表するサロンのひとつです。
2020年に現在の新都心エリアに移転。店内はニューヨークスタイルで統一され、まるでデザイナーズホテルのような洗練された空間になっています。「 THREE BEEに行くようになって、カッコよくなったね」そんな風に、自分の個性を活かして、新しい自分を見つけるヘアスタイルを探したい方に、ぜひおすすめのサロンです。
お客さまが望むスタイルを実現するために~THREE BEE 代表 玉城 匠さん
まずお話をお伺いしたのは、THREE BEE 代表の玉城 匠さん(以下 玉城)。
THREE BEEでは、アシスタントを含むスタッフ10名全員がオイルストレートを習得しています。難しい施術であるオイルストレートを、あえてアシスタント時代から学ばせている理由と、サロンにおけるオイルストレートの位置づけについてお伺いしました。
アシスタント時代からオイルストレートに取り組んでもらっている理由
玉城:THREE BEEは、沖縄でもファッションについて意識の高い方がメインのお客様です。しかし、沖縄の気候(湿度や紫外線など、髪が傷みやすい環境)だと、スタイリストの技術だけではお客さまが望むスタイルを叶えにくいということもあります。
―確かに「クールなボブスタイルにしたい」といっても、湿度で膨らみやすい髪では難しいですね。
玉城:そんな時に役立つのがオイルストレートです。オイルストレートは、お客さまの髪質やダメージ、クセと向き合わないと上手くできません。お客さまがご要望にお応えするために、まずは千差万別の髪質を実地で知ることが重要と考え、アシスタント時代からオイルストレートに取り組んでもらっています。
―なるほど、オイルストレートに取り組むことが、お客さまの髪を知ることに繋がり、それが他の施術にも活きてくるというお考えなんですね。
玉城:オイルストレート+カットや、カラーなどオイルストレートをベースとして、+αで自分が光る分野を作っていってほしいと考えています。THREE BEEでは「施術ごとにスタイリストを指名できる」というシステムを取っているので、オイルストレートを習得してから、自分がやってみたかった分野を伸ばしてもらうことも可能です。
―ストレートはAさん、カットはBさん、カラーはCさんというように、同じ店内で別々に指名できるって斬新ですね。
玉城:得意な仕事に特化した方が、スタイリスト本人もモチベーションを保ちやすいですからね。我々の最終的な目標は、あくまでお客さまに満足していただくこと。
お客さまも「あの人の方がカットは上手そう」と思いながら遠慮して指名できないのはモヤモヤしてしまうと思うんです。
でも、THREE BEEの場合は「施術ごとに指名するシステム」と決めてるので、お客さまは躊躇せずに自分のこだわりを突き詰められます。
―確かに「そういう決まり」だということであれば、気が楽ですよね。その目指したい分野はオイルストレートでも良いのでしょうか?
玉城:もちろんです。あくまでスタイリスト本人が行きたい方向に向かってサポートしていくというのがTHREE BEEの方針なので。
オイルストレートは、髪質やスタイルを知るという勉強、塗布やアイロンなどの技術の習得、さらに時間も手間もかかるぶんメニュー価格も高いので、売り上げが低くなりがちなスタイリストのサポートできるという一石三鳥の施術というわけです。
「ライフスタイルサポートデザイン」がポリシー。お客さまの要望するスタイルとは
玉城:自分の好きな北大路魯山人の言葉で「食器は料理のきもの」というのがあるんです。食器も料理の一部、どちらか欠けても美しいものは成り立ちません。THREE BEEでは、お客さまと、そのライフスタイル(=料理)に合わせてその方が最も映えるヘアスタイル(=食器)を提案したいと考えています。
―「映える」というと「インスタ映え」がどうしても浮かんでしまいますが……
玉城:仮に「ショートヘアにしてほしい」というオーダーがあったとしても
・失恋したので髪を切って新しい恋に向かいたい
・昇進したので部下たちからデキる上司に見られたい
・赤ちゃんを育児中の主婦
の方たちがいたとしたら、同じショートヘアでも三者三様になると思いませんか?
―全く違うスタイルになりそうです!!
その方のライフスタイルを一段格上げできるようなところまで考えて、ご要望のスタイルをデザインする。それが、私の考える「ライフスタイルサポートデザイン」。THREE BEEのポリシーです。
―確かに、その場でだけ髪型ができても、普段の生活で再現できなかったら意味がありませんね。
私の友人たちも「自分にはどういう髪形が良いかわからない」という悩みを持つ人は多いので、THREE BEEさんのようなサロンさんが増えてくれたら、とても頼もしいと思います。
自分もくせ毛なので、オイルストレートのすごさが良く分かります~THREE BEE 喜屋武 夏美さん
喜屋武 夏美(きゃん・なつみ)さん(以下、喜屋武)は、現在2年目のアシスタントさん。オイルストレートを任されるようになって10ヶ月とのことです。全然そうは見えないのですが、ご自身もくせ毛で中学校の頃からストレートをあてていたそう。「自分もやっているのですすめやすい」と語ります。
喜屋武:お客さまの年齢層は幅広くて、小学生から60代の方までいらっしゃいます。沖縄で生まれた技術というだけあって、雨の日でも、サラッととまとまってる自分の髪を見ると「おおっ」て思いますね。やはり、オイルストレートの仕上がりがキレイだからですね。
―それは、聞いていて嬉しいですね。喜屋武さんはオイルストレートをはじめて 10ヶ月とのことですが、最初はどのように取り組み始めたのでしょうか。
喜屋武:教育係の先輩について、ブレンドや塗り方の方法を少しずつ学ぶところから始めました。実は、いまでもオイルストレートのセレクトやブレンドは、できあがるまでドキドキしています。全て白いクリームだから、見た目が一緒に見えるので……
―今までで一番「大変だった!」というオイルストレートはどんなお客さまでしたか?
喜屋武:ブリーチハイライトで、ハイライト部分とそうでない部分を塗り分けたお客さまでしょうか。全頭で5種類のブレンドを使い分けて、どうなるかなってヒヤヒヤしましたが、バッチリ仕上がった時は「サイコー!」という気持ちになりました。
―先ほど玉城代表が「オイルストレートにプラスして自分の得意分野を伸ばしてほしい」というお話をされていたのですが、喜屋武さんはストレートに続いて興味のある分野はありますか?
喜屋武:「その方のスタイルにマッチするカットを極めたい!」と自分では考えています。オイルストレートができるようになったので、これまでは髪質で諦めるしかなかった髪型も、可能性の幅が広がっています。お客さまに「喜屋武さんにお願いしたらできるかも」と思ってもらえるようなスタイリストになりたいですね。
オイルストレートでストレートの概念が覆った~THREE BEE 大和 みなみさん
三人目のインタビューは、スタイリストの大和(やまと)みなみさん(以下、大和)。「オシャレな自立した女性になりたい」という大和さんは、ご自身の担当のお客さまの40%がオイルストレートととのこと。多毛・剛毛の方が「梳かなくてもまとまる!」と感動されるのが嬉しいと語ってくれました。
大和:THREE BEEでオイルストレートを導入した時から携わっているので、もう3年くらいになります。オイルストレートをするようになって「お客さまの髪質って本当にいろいろだな」と改めて思うようになりました。
―確かに「くせ毛」とはひとくくりにできないバリエーションがありますよね。
大和:特に最近増えているのが、エイジングヘアの方です。娘さんと一緒に親子で来店されるお客さまもいらっしゃいます。年齢を重ねて「そういうものだ」と諦めてらした方が多いのですが、娘さんがオイルストレートをされたのを見て自分もという感じです。
―新たなお客さまの層が広がった感じなんですね。いろいろな方を対応されていて「これは難しいな」と感じるパターンはありますか?
大和:最近はヘアサロンのメニューも多様化しているので、複雑な履歴でお越しになる方、特に他店でハイトーンのブリーチを重ねて傷んでいる方などでしょうか。もとの髪質がわかりませんし、ビビらせる(=強い薬剤で髪の内部物質が流出してスカスカになること)わけにもいかないので、弱めから対応するのですが、そうなると一回でお客さまのお望みどおりにならないこともあります。
―確かに、ある程度はお客さまの髪の特性を知らないと、強気に出ることは難しいですよね……髪の毛はいったんビビらせると取り返しがつかないことになるので、不安な場合は、ぜひ一度写真や動画を撮影して履歴と共にメーカーにお問い合わせください。後日になりますが、回答いたしますので……
大和:ありがとうございます。基本的に、オイルストレートは安心して使えるストレートだと思います。髪質に合わせて細かく強弱を調整できるし、慣れたお客さまなら「このブレンド」がわかるようになりますので、アイロン前にキレイになっているのを見ると「私って天才!」と自己肯定感も跳ね上がります(笑)
―これから、オイルストレートと組み合わせてみたい施術はありますか?
大和:オイルストレート+毛先のデジタルパーマをもっときれいに提供できるようになりたいですね。毛先だけキレイな巻き髪をラクに実現出来たらなと思います。それから、顔周りのデザインをもっときわめて、お客さまがより美しくなれるように、頑張りたいです。
「得意を伸ばす」THREE BEE スタッフ募集中
オイルストレート+αのスタイリストを目指したい方、THREE BEEでは現在スタッフ募集中とのこと。どのような感じで働くのかもインタビューしてみました。
―現在、THREE BEEさんではどのようなスタッフさんが働いていらっしゃるのでしょうか。(2023年5月)
玉城:現在、女性8名、男性が私を入れて2名、総勢10名のスタッフです。そのうち、育児中のママさん美容師も3名います。
―美容師さんというと、きついイメージがあるのですが、そのあたりはどうなのでしょうか。
玉城:THREE BEEでは、お客さまだけでなくスタイリストのライフスタイルも大事にするという考えから、完全週休二日制はもちろん、時短勤務や週休も要望によって増やすという対応をおこなっています。家庭の事情で週休3日の方もいらっしゃいますよ。技術向上に欠かせないヘアレッスンや勉強会についても、希望する日時に設けるようにしています。
―ライフスタイルによって、働き方が選べるというのは嬉しいですね。求人条件についてですが、例えば、すでに美容師免許をお持ちの方、これから新卒の方といったようなご希望はあるのでしょうか?
玉城:大事にしたいのは、美容師免許の有無よりも、その方のタイプが当店にマッチするかどうかでしょうか。「この空間で楽しくオシャレに働いてみたい方」なら、年齢や性別問わず募集しています。
―では、インタビューしたおふたりに「どういう方と一緒に働きたいか」をお聞きしてみました。
喜屋武:THREE BEEで働いている方は、みんな良い意味で個性が強いと思います。趣味もバラバラですし、まさに「多様性」の職場って感じです。あえて言うなら「『これが好き』という自分を恥ずかしがらずに出せる方、自分の希望をハッキリ言うタイプの方かなと思います。
大和:代表である玉城さんに対しても、みんな臆せずに細かいことまでズバッと言っちゃうので(笑)それは大事かも。フランクに自分の意見を言える方って大事ですね。接客するという点では話しやすくてポジティブな方だと良いと思います。ファッションやネイルも自由だし「自分の好きなスタイルで働きたい」って思う方だ、とより馴染みやすいかもしれません。
喜屋武:実は私、応募する前にお店と全部のスタイリストのインスタチェックしたんです(笑)。雰囲気が合うかどうか気になる方はそこから入っても良いかなと思いました。
―新都心の美容室、カフェ併設のオシャレな空間で働いてみたい方、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてくださいね。
募集要項
(↑注※那覇市首里の~とありますが、現在、真嘉比に移転済です)
サロン概要
HAIR LOUNGE THREE BEE
住所:〒902-0068 沖縄県那覇市真嘉比3-20-24 MAKABIシティヒルズ2階
電話: 098-885-2740
OPEN: 火〜金/9:30〜20:00 土日祝/9:00~20:00
CLOSE: 月曜日
WEBサイト:http://www.three-bee.jp/
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000384894
Instagram:
Owner Stylist 玉城匠
https://www.instagram.com/threebee.takumi/
Director Stylist 福永 綾子https://www.instagram.com/ayakofukunaga_threebee/
Stylist 牧野 あすか
https://www.instagram.com/ask_threebee/
Stylist / Spalist 大和 みなみ
https://www.instagram.com/minami_threebee/
Assistant喜屋武 夏美
https://www.instagram.com/kyan_threebee/
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