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もったいない事例の覚え方 / 効果的な覚え方

*新入社員/若手社員/インターン生向け記事

結論

  • もったいない覚え方

    • 業種・業界単位でしか覚えていない。

  • 効果的な覚え方

    • 事例記事にタグをつけていくようなイメージで覚える。

    • 物語として覚えることで他の事例と紐付ける引き出しが増える

こんなことありませんか?

お客さん
「○○さん、うちと似たようなお客さんの導入事例ありませんか?」
セールス担当
「いや、えっと。。。(困ったな■■業界の事例はないんだよな。。)」
と、つまってしまった経験ございませんでしょうか?

たった1つの事例でも七色、それ以上の紹介パターンを作ることができる

例えば
 ・企業規模
 ・お客様が抱えている課題 / 創出したい効果
という軸で見直してみると、たとえ業種、業界が違っていてもお客様に響くご紹介をすることができます。
その他にも
「御社のこのシステム、うちには高度すぎて使いこなせないと思うな」
といった反応に対して
「実は〜〜〜という会社さまがございまして社員の方がITが苦手という不安を持たれていたのですが、あっという間に定着化しました、と担当者さまが驚かれたこともありました」
といったお客様の不安を解消するために事例を紹介できます。

物語(ストーリー)として覚えることで引き出しを増やしておく

例えば以下のようなストーリーで覚えておくと情景がおおよそイメージができるので記憶しやすくなります。
短い文章ではありますが、創業、所在地、担当者の方の情報など20項目以上あります。これだけあれば提案先の超有名自動車メーカーの担当者に老舗温泉旅館の事例をご紹介して響くケースもでてきます。

ストーリーテンプレートサンプル
○○年創業のXX県にある業種・業界・規模(社員数)の会社がありまして
実は〜〜〜で有名で、■■■という想いでビジネスをされている会社です。
お問い合わせいただいた方は【部署・役職・立場・役割】の方で【想い/課題感】をお持ちの方でした。
検討時の課題は①②③で、そのためにX,Y,Zという施策を行う必要がありました。
契約前には〜〜という不安を抱えていらっしゃったのですが、〜〜〜ということもあり、導入にいたりました。
導入・立ち上げ時には〜
活用・運用時には〜〜ということに苦労もされたのですが、
 〜が■■%アップ、工数がXX%削減という成果がました。
副次的効果として〜〜なんてこともあって担当の○○さんに大変喜ばれました。

結び

「同じ業界の事例はA社でして○○という効果がありました」というだけでは真剣に検討しているお客様には響きません。
なぜ、どうやってその効果が出せたのか、自社で同じ効果が出せるのかという点が気になっています。
そしてご紹介するときに必要なのは生々しさであり、手触り感のある物語(ストーリー)になります。

本記事を読んでくれた皆様にとって少しでも参考になるところがあれば幸いです。

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