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とても短い小説 「お散歩代行」

※この話はXで投稿されていた漫画に影響を受けて書いてみました。


 今日は依頼が一つある。
お年寄りのおばあさんからの依頼でとある道を散歩してほしい、
という依頼だった。
もし犬を飼っていたら一緒に散歩してほしいとも言われた。

私は言われた通りに、自分の飼っている犬を連れてきて散歩をした。
散歩しながら道を撮影し、当たり前だが犬のトイレも片付けた。

散歩が終わり、おばあさんにその撮影した動画を見せるととても喜んだ。
「ありがとうねぇ、この道はワンちゃんと毎日散歩してた道なのよ」

話を聞くと、十数年飼っていた犬が亡くなり、毎日散歩していたコース
だったらしい。
その数年後病気で足が不自由になってしまい、
外を出歩くことができなくなったみたいだ。

「元気だったら色々お散歩したりしたいんだけどねぇ」
と、おばあさんは言っていた。

給料は散歩や色々話を聞いたりして、四千円だったが
人の人生に携われる珍しい経験だった。


書いた感想↓

短い文章くらいなら書けたけど、本とかで小説書く人
めちゃくちゃすごいと思う。

特にフィクションの作品。設定とかなら考えられるけど、
セリフとかが大変だと思う。

今ぱっとリアル鬼ごっこが頭に浮かんだけど、ストーリーとか
基本的に構成はマンガと近いのかな。

とにかく小説家や漫画家の方凄い、自分には出来ない。

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