「起業の科学」田所さんの講演メモ
今日の日記はおサボりです。
いつも教科書のようにして読んでいる「起業の科学」の著者である田所さんが大学に来て講演してくれたので、その時にとったメモを共有します。
以下メモ↓
# 失敗しない起業の7つのポイント
## 1. 破壊的イノベーションを理解し活用する
持続的イノベーション
→改善型思考
顕在化された市場においては、betterを目指して正解
**ユーザーは欲しいものを知らない**
PCF:Product Channel Fit
→スモールビジネス型
PMF→本質的にはPFF:Product Future Fit
少し先のUXに合わせる必要がある
## 2. 良い新規事業の考え方を理解する
**ソリューションではなく、課題にフォーカスする**
1. 課題の質を高める
2. 解決の質を高める
というパスを描く
質の高い課題を見つけるために、深い洞察(インサイト)が必要
→Ex. 医者になる
例えば、「頭が痛い」という症状に対して、なぜ??を深掘りして適切な処方を出す
顕在化するのは、表面だけ。内部を探さなければいけない
良いアイディアの基準:人に話す時に恥ずかしいか?
## 3. 現状の分析ではなくユーザーのインサイトを理解する
モノづくりからコトづくりの時代へ
UXは利用前、利用中、利用後までの体験を考える
どのように実行するか??
## 4. 高速で市場に投入して、顧客からフィードバックを得る
リーンスタートアップ
MVVVP
→実験
恥ずかしい思いをしながら実験をしていく
Validateをする
どこを攻めるか?
## 5. 最初は小さな市場を支配する
大勢ではなく、一人のユーザーをいかにして完全にハッピーにするか
## 6. Data is King 顧客データを定量的にとる
AARRRR(海賊指標)を導入する
## 7. 時代の変化を理解する
Attention Economyの時代
いかに人の注意を惹きつけるか
一次情報を集めることが大切
→仮説を設定する(現段階でわかっている最善手は何か)
パラダイムシフトが起きた直後は、情報が玉石混交である
# 質問・その他
**起業家はストーリーテラー**
Futureはどう予測するか?
→起業家になるなら、自分の領域における権威になるべき
セグメントとバリューチェーンを因数分解できるか
→ニーズのプロットをする
→市場サイズを明確にする
ミクロだけでなく、マクロの専門家になる必要がある
今から10年後の市場がどうなっているかを予想する
その業界がUXがどうあるべきかを語れるか
PEST分析を活用
代替ソリューションの欠点を探す
→どう定量的に、定性的に解決するか
なんでその市場を選んだかをしっかりと説明できるか
セグメントを漏れなくダブりなくまとめる
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