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自己紹介

初めまして。これまでインドで語学留学、現地採用、駐在、ベルギーで駐妻、大学院、現地就職活動を経験してきました。日本語ではなかなか必要な情報が得られないことが多かったため、私の経験や知識を共有したいと思いnoteを書くことにしました。

略歴

新卒日系メーカー

新卒で日系メーカーに入社し、工場の経理部で原価管理をしていました。「詰める」文化での130h/月超の残業は本当にきつかったです。心と体どちらが先にダメになるのだろうと思いながら働いていたところ、血尿が1か月ほど続きそのまま入院となりました。この経験から、働き方に疑問を持つようになりました。

インド現地採用&駐在

海外で働いてみたいと思い決断。インド人と働くという貴重な経験は得られましたが、日系企業の海外拠点は日本以上に日本だということを知りました。二年目で本社に採用してもらい、駐在員としてインド勤務を継続。経理チームのマネージャーをしていました。

日本帰国

コロナが原因で日本に帰国。半年ほどリモートでインド子会社の管理をしていました。時差や文化的ギャップをリモートで乗り越えるのが難しく勤務時間が増え、新卒時の働き方に対する恐怖がフラッシュバックしてしまい適応障害で休職を経験しました。復帰後は本社から子会社の決算、内部統制支援をしていました。

駐在同行&大学院

夫のベルギー駐在が決定。私は現地で大学院で社会学を学ぶことに。

ベルギー現地就職

2024年9月から、ベルギーで働けることになりました。大変だった就職活動も別の記事にまとめたいと思います。

興味のあること

働くこと、働き方

働くことは、人が自立した人生を歩んでいく上で重要なものだと考えています。それゆえ、仕事の機会は多くの人に開かれ、フェアなものであるべきだと思っています。
ところが、私が経験してきた職場は、家事育児介護を担っておらずリソース全てを継続的に仕事に捧げることのできる人を前提とした働き方となっていました。それに当てはまらない人は、不利な条件で働かざるを得なかったり、働くことができなかったりします。また、条件に当てはまっている人でもそのような職場で働くのはしんどいものです。

このような状況を変えたいと思い、ベルギーの大学院では社会学を専攻しました。何が問題なのかを見つけ、どのようにアプローチしていくと効果的なのかということを学ぶことができました(詳細はまた別の記事にするつもりです)。修論は海外駐在同行配偶者の再就職をテーマにしました。

大学院修了後は企業に戻り、従業員の一人として働くことでダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進していきたいと思っています。私は一般的なキャリアを歩んできたわけでもなく、利益の追求、競争といった企業において支配的な価値観にも馴染むことができていません。そのような人間がチームに存在することで、多様な価値観の橋渡しをする役目を果たせるのではないかと考えています。ベルギーにある欧州企業で働くので、長時間労働をどう是正していくかについてのヒントも得られることを期待しています。
長期的には、管理職を目指していきたいです。大学院で学んだ重要な点の一つが、社会を変える上で政治的な権力から逃れることはできないということです。私は現状を変える力を手に入れるために出世をしたいと考えています。まだまだ女性の管理職比率は低いので、実例を作るという意味も大きいはずです。多くの時間を仕事に捧げることになるわけなので、単純にできるなら上を目指したいなという気持ちもあります!

多言語学習

言語が好きで、これまで様々な言語をかじってきました。英語、ヒンディー語は仕事でも使えるレベルで、現在はフランス語、オランダ語を学習中。ウルドゥー語、ベンガル語、アラビア語、サンスクリット語も1年以上の学習歴があります。

生活、仕事で必要な言語よりも、金銭的なメリットの生じない言語を学ぶのが楽しいのですが、今後ベルギーに根を下ろして暮らしていくためにまずはフランス語、オランダ語に集中しようと思っているところです。


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