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浄化ファスティング体験レポ 後編

5月にチャレンジした浄化ファスティング。準備食〜断食〜回復食まで10日間のプログラムを終えて4ヶ月近く経ちました。

今回は、前編〜ファスティングをしようと思ったきっかけ〜 の続きです。前編はこちらから↓




■浄化ファスティングの流れ

今回私が行ったのはグループファスティングで、8人の仲間と連絡を取り合いながら10日間以下のスケジュールをこなします。


1〜3日  準備食(和食中心のメニュー)
4〜7日  断食(酵素と水は摂取OK)
8〜10日 回復食(胃を少しずつ慣らしていく)


スタート前のカウンセリングで悩みや改善したいことを書き出してグループのみんなでお話します。私にはこれがすごく大切な過程でした。

例えば自分のゴール設定を「痩せる」にしたとして、

「なぜ痩せたいと思うのか」
「痩せて何をしたいのか」

という一歩先までを考える。
そうしないと目標体重をクリアしたとしても、私の場合はきっとすぐに元通りになってしまう気がしたんです。



「痩せたら水着で海に行きたい!」
「体を軽くしてランニングのタイムを縮めたい!」

など、明確なゴールを設定することで断食中のモチベーションも全く変わってくるし、
目標達成後も体型を維持しようとする意識がびっくりするくらい続きます。



私も講座に申し込みをした時は漠然と「痩せたいから」ファスティングをするという気持ちでした。

しかし、グループのみんなの考え方や挑戦しようと思ったきっかけを聞いているうちに、

「食への意識をポジティブなものにした上で体型管理をしたい」
「自分の体に取り入れる物への知識を得たい」

という明確な目標が定まりました。



プログラムがスタートしてからも、グループラインで準備食のメニューを教え合うことができたり

好転反応(体内に溜まっていた老廃物が排泄される際起こる反応。頭痛、倦怠感など症状は様々)の出方など、

たくさんの情報を交換して励まし合えるので、仲間がいるパワーは絶大。

今でも同じグループの方とはSNSで繋がって連絡を取れているので、単純にお友達が増えたこともすごく嬉しいです。





■準備食スタート

準備食で徐々に胃を休ませてから断食に入ります。私が食べていたのはだいたいこのようなメニュー。白米は毎食必ず食べています。

もともと朝ご飯は食べないので基本は1日2食、食事以外は普段通りの生活です。

カフェインの摂取は控えなければいけないので、大好きなコーヒーは我慢(これが結構きつかった…。)

和食の基本「まごわやさしい」を意識した食事


もともと和食が大好きだし、量もきちんと食べているのでお腹が空いて苦しいということはこの時点では全くありません。

さつまいもは食べてOKなので、甘いものが食べたい時はふかし芋を食べたら満足でした。

準備食期間は特にストレスはなかったのですが、好転反応と天気の影響もありとにかく頭痛が辛かった。

私はもともと、10年間頭痛外来に通うほどの偏頭痛持ちです。

月の半分は痛みを抑えるトリプタン系の薬を飲んでいたり、専用の注射を打ってやっと日常生活を送っているような状態で。

ファスティング中は薬を飲むこともなるべく控えた方が良いのですが、
私は頭痛が始まると吐いてしまったり起き上がる事もできなくなってしまうため、
この時はayakoさんに相談した上で薬を飲みました。

3日間の体調はこのような感じです。

1日目 体調変化なし。ランニング6km。
2日目 気圧の変化?好転反応?頭痛あり。
3日目 頭痛が酷くなり偏頭痛用の薬を服用。




■断食スタート

身体を整えたら、ここから固形物を一切口にしない断食期間の始まりです。

口にするのはオリジナルの手作り酵素、水、柿の葉茶などの液体です。

日数分の酵素がキットに入っているので、規定量を自分の好きな濃さにお水で割って飲みます。

ayako-soオリジナル酵素 2種類あるので味も飽きなくて嬉しい


断食中の命綱であるこちらの酵素は、旬の食材で作った完全手作りの生きた酵素。季節によって味も色も変わるそう。

(酵素パワーを目の当たりにして近々WS参加予定。薬に頼りきりの生活から抜け出させてくれた救世主)

私は断食中、味覚も嗅覚もかなり研ぎ澄まされる感覚があり酵素の味も濃く感じました。

そのため大量の水で割って飲むことになり空腹感はかなり紛れます。

身体に栄養がまわるような感覚があるので普段通り動き回っても特に支障はありませんでした。

1日目は身体の軽さが嬉しくて、軽いランニングをしました。





しかし、一番辛かったのは2日目の夜。

空腹感がMAX!!!!!!!!笑

グループのみんなも辛さを感じるとのことで、LINEでひたすら励まし合いです。(これがすごく心強かった)

好転反応なのかなという症状として、肩から背中にかけて蕁麻疹が発生。これは1日で治まったので特に支障はありませんでした。

全体を通して私が感じた好転反応は、頭痛、眠気、嗅覚が敏感になる、おりものが増える、舌が白くなる、蕁麻疹、などでした。



断食期間の体調の変化をまとめるとこのような感じ。

1日目 空腹感なし。匂いに敏感になる。運動→ランニング5km。

2日目 蕁麻疹が出る。夜に強烈な空腹感。

3日目 寝起きにふらつく感覚。お腹がギュルギュル動いている。舌が白くなる。おりものが増える。運動→ピラティス1時間。

4日目 朝には激しい空腹感は治まる。軽くお腹が空いている感覚はあるけど耐えられない程ではない。集中力が増す感覚。いつもより仕事が捗る。


断食といっても決して無理はせず、立ちくらみが酷い時は黒糖を食べます。

その他にもキットに入っているマグマ塩を舐めてミネラルを摂取します。

初めてのファスティングは体調の変化もどこまでが許容範囲か分からないので、
困った時にどうしたらいいのかを相談ができる指導師のもとで行う大切さはこの時に実感しました。



断食4日間は意外にもあっという間に終わり。
最終日はファスティングハイのような状態で
「あと数日食べなくて平気かも!」ってなったりもするので面白いです。

そして単純に、身体が軽いと心地が良い。

体重が減少したのはもちろんですが、身体の不純物が取り除かれて感覚が研ぎ澄まされていく感覚。

これは実際に断食を経験してみなければ知ることのできない、自分の身体が持っている能力や本質的なものなのかなと思いました。





■断食後の体型の変化

〈 4日間断食後の変化 〉
体重-2,1kg
体脂肪-2,4%

4日間での私の変化はこのような感じでした。
もちろん体重が全てではなく、体脂肪率や筋肉量で見え方は変わるのであくまでも目安として。

上半身に比べガッツリした下半身がコンプレックスなのですが、ファスティングはとにかくお腹がぺたんこになるので感動ものでした。

ビフォーアフターの写真はこちら↓

正面


あまり変化がないように見えますが、腰回りがスッキリしてくびれができました。

太腿のお肉が減ったため足が真っ直ぐくっ付けられるようになっています。


側面

横から見ると、お腹周りが薄くなっているのが分かります。

胃の部分が凹んでアンダーバストに隙間ができました。太腿前側の張りも減っています。



後ろ


写真を撮って自分を客観視することの大切さを知った衝撃の後ろ姿。

このbeforeを撮影した時のショックは忘れられません(震え)

年齢は背中に出ることを実感したと共に、努力すればすぐに目に見える結果が出るのも後ろ姿だということを知りました。

肩甲骨の下に弛んでいたお肉が減り、腰回りがスッキリしたためスパッツが上までしっかり履けるようになりました。

2個あるの?レベルのお尻もすっきり。全体的にダルダルと余って弛んでいたお肉がなくなっています。

afterの写真から4ヶ月経過した現在、体重はさらに1,5kgほど減っています。

身体が軽くなり動きやすくなったことでモチベーションが上がり自然と運動量も増えたこと、そして食事に対する意識が変わったことも大きいかと思います。

たった4日間でここまで人は変われる。

自分でも驚きの変化でした。





■回復食スタート

浄化ファスティングの中で、実は一番大切なのがこの回復食だそう。

ここで暴飲暴食しては四日間頑張った意味がなくなってしまいます。自分でも不思議だったのが意識の変化。

「毒素や無駄なものが抜けたまっさらな私の体を大切に扱いたい」自然とそう思えるんです。

回復食は、甘酒を飲んだり、具なしのお味噌汁から少しずつ具材を増やしたり、身体に優しいものを取り入れます。

プログラムでは回復食期間は3日間ですが、私は一週間ほど食材や添加物に気を付けた食事を心がけました。

以上で、10日間の浄化ファスティングは終了です。




■浄化ファスティングを経験して感じたこと

身体の変化は先程の写真の通りなのですが、私がとにかく実感した大きな変化は、頭痛がなくなったこと!!

毎日のようにあれだけ悩んでいた頭痛。一度始まると何も手に付かなくなり、家事も仕事も思うように進まない。

作業効率が下がることによる嫌悪感の中で、あれもしなきゃこれもしなきゃのジレンマに押し潰されそうだった10年間はなんだったのか。

寝込んだり休むことも減ったので、色々なことがスムーズに進むようになりました。

仕事終わりのクタクタの状態でも楽しんでランニングに行けたり、お休みの日は遠出して気分転換したり。心に余裕できたからこそ、体調も整ったのだと思います。

主治医の先生と相談の上、お薬も注射も一旦お休みしています。通院に振り回されないということも、かなりのストレス軽減になりました。

頭痛だけではなく、あらゆるお薬に頼ることが少なくなり体への負担も減った実感があります。

辛くても薬を飲んで不調を誤魔化すことで、必要以上に頑張りすぎていたのかもしれません。



そして、食への意識も大きく変わりました。

「その食材を何のために身体に取り込むのか」を考えられるようになりました。

必要な物を必要な分だけ、本来これで十分なはず。それなのに、惰性で食べて過剰に摂取するのが癖になっていました。

例えば甘い物が食べたい時。自分の身体が特定の物を欲するのには必ず理由があって、その声に耳を傾けてあげること。

ただ目の前にあるからお菓子を食べたいのか、たくさんエネルギーを使ったから糖分を求めているのか、果たしてそれを今すぐに食べる必要があるのか。

この思考ができるだけで、1日の食事が180度変わります。時間潰しに入ったカフェで何となく頼んでいたカフェラテをルイボスティーにする。ちょっと小腹が空いたからと食べていたチョコをやめる。

そんな小さな積み重ねも自分にとっては立派な成功体験で、どんどん自信に繋がります。

私が心地良く快適に暮らすために、私自身が努力をし続けることの大切さを知りました。




■最後に伝えたいこと

軽やかでいることがこんなにも自由であること。そもそも人は何にも縛られてなんかいないこと。今回、浄化ファスティングを体験してみて大切なことを学ぶことができました。

自分を大切にして慈しむことって、本当に素晴らしい。そしてこの気持ちは必ず周りの誰かを幸せにします。

私の体験記を読んで、少しでもファスティングに興味を持った方はぜひ体験してみてください。人生が変わる10日間をご自身の心と身体で感じてみて欲しいです。


「変わらないために変わり続ける それが身も心も軽やかにさせる」
ayako-soテキストより





長文にお付き合いありがとうございました。浄化ファスティングの詳細やお問合せについてはayakoさんまで。





■おまけ

ファスティング終了直後、興奮のまま綴ったメモ。笑
秋の食材で酵素を作ったら、次は一人ファスティングに挑戦する予定です。

どう自分が変わっていけるのか、ものすごくワクワクするし楽しみです。


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