10年坊主になれる生き様がカッコいい。

どうも、ベナンでは道がボコボコすぎて散歩ができないので、日本に帰ってから3駅くらいなら歩いて移動するアフリカ系男子のナイケルです。


カッコいい人間像って皆さんあると思います。


一般的には理想の人間像は、天才タイプと秀才タイプで分かれるかと思います。


野球でいえば、大谷翔平選手のような身体的にも恵まれまくって1年目から結果も出しまくるタイプか、糸井嘉男選手のように28歳までは現在のポジションでのレギュラーは取れず、活躍し出したのは30歳を入ってからの秀才タイプ(とはいえプロ野球選手になる人は一般的には全員天才だけど)。


僕は圧倒的に後者の秀才タイプに憧れるのですが、だからなのか、本気で成し遂げたいことを10年以上やり続けている人がカッコいいと思っていました。


今でもそれは揺るぎなくカッコいいと思っています。僕自身が10年同じことを続けられたことがないから尚更。


ですが、最近少し気持ちに変化が起きまして、高いモチベーションを保ちながら長年続けられるに越したことはないが、10年以上続けてある程度そこでの地位も獲得した上で、「やっぱり違うことをやりたい!」と思ったときに、それを辞めて振り切れる人がかっこいいなと思うようになりました。


辞めるという行為は勇気がいるものですし、前にやっていたことが長くなればなるほど、年齢を重ねれば重ねるほど難しく感じるものだと思います。


僕の知人の話で、70歳を超えてから自転車で世界一周をし出した方がいると聞いて、「めっちゃくちゃカッコいいじゃんかよー!」と思いました。


これを死ぬまで出来る人生はカッコいいだけではなく、幸福度もずっと高いんだろうなーと思います。


そのためには、それを可能だと思えるメンタルや過去の経験、それが出来る体力が必要になりますね。


というわけで、これからは健康のためにも散歩をいっぱいしようと思いました(そもそも散歩はそっちがポピュラーな目的である)。



人生賭けてアフリカで活動中ですが、ご飯を食べないと死んでしまいますので、いただいたサポートは僕の燃料として大切に使わせていただきます。