あせにと

読んだ本の感想をマイペースに投稿していきます。 プロフィール画像は化学メーカー勤務だからです。高校〜大学院まで化学一筋で生きてます。

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      ビジネス本の読書録のまとめです。

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    【読書録】方舟

    はじめに  今Twitterで話題になりまくっている「方舟」を読みました!近くの本屋さんではもう置いていなかったので、電子書籍で購入してしまいました、、、  とにかく読んで体験するしかないというTLばかりだったので、ワクワクした気持ちと本当にそんなに面白いのか?という疑いが半分半分で読み進めまさた。 読み終えた感想としては、、、 今まで読んだことのないタイプではあるけど、ここまで騒がれるほどか?という感じでした。 とはいえ話題作なので、感想はまとめておきたいと思いま

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      • 【読書録】invert Ⅱ 覗き窓の死角

        はじめに  城塚翡翠シリーズの最新作を読み終わりました。本作は倒叙集の2作目で、基本的には犯行を終えた犯人側の視点で進みます。城塚翡翠にどんどん追い詰められていく犯人の心境を楽しめます。  先週刊行されたばかりなので、なるべくネタバレなしで感想を書きたいと思います。最後までお読みいただけると嬉しいです。   ライトな文章に本格的なトリック  本作に限らず本シリーズは個性豊かなキャラが多いです。そのキャラたちの軽快な掛け合いで物語が進むため、かなり、ライトな読み口なミステ

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        • 【読書録】教団X

          はじめに  中村文則さんの「教団X」を読了しました。世間では新興宗教が話題になっている昨今にこの本を手に取ったことは何か運命めいたものを感じました。約600ページと中々の分量かつ内容もかなり複雑でメッセージ性の強い作品だったので、上手く感想をまとめられるか分かりませんが最後まで読んでいただけると幸いです。(*ネタバレ注意です) 多くの社会問題が盛り込まれている  本作は2つの新興宗教団体を舞台に物語が進みます。詳細は省きますが、1つは宗教というよりは社会人サークルに近い

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          • 私が読書を続ける理由

            はじめに これまでnoteに読書の備忘録を兼ねた感想を書いてきました。今回は初めて自分の考えていることだけで記事を書こうと思います。テーマは「私が読書を続ける理由」です。今までこのようなエッセイを書いたことがなく読み苦しいところもあるかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。 私の読書遍歴 まず私の読書遍歴について簡単にお話しします。私が読書を本格的に好きになったのは小学5年生です。母が活字が苦手という人だったので自分もなんとなく本に対して苦手意識がありました。し

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            【読書録】ORIGINALS

            概要  著者は「現代は誰もが独創的になれる時代である」という考えから本書を執筆されています。では「オリジナル」とはどういうことなのか?どうやったらオリジナルなものを生み出せるよな発想を手に入れられるかに?ついて記されています。  著者は「GIVE&TAKE」を書いたことでも知られる新進気鋭の組織心理学者です。オリジナルになるためには特別な才能はいらないと本書では断言されています。  特に重要であると感じた部分をまとめてみましたので最後まで読んでいただけると幸いです。 傑作

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            【読書録】四畳半神話大系

            はじめに  森見登美彦さんの四畳半神話大系を読了しました。最初は文体に少し抵抗感を覚えたものの、独特の世界観にすぐに引き込まれました。作中の舞台の京都でありこともあり、おそらく現代であるはずなのにどこか歴史小説を読んでいるかのような不思議な感覚を覚えました。  主人公がいい感じにこじらせた青春を送っている大学生であり、少し自分の学生時代と重ねながら読むことができました。(自分はここまでこじらせた学生ではないと思いますが。。。。)  簡単に感想を書きます。(※ネタバレを含みま

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            【読書録】母性

            はじめに  湊かなえさんの母性を読了しました。本書は11月に映画の公開が予定されているため、ご存じの方も多いかもしれません。  本書の主人公は母と娘です。母の方はいわゆるお嬢様育ちで自分の母(娘から見ると祖母)に愛されることのみを生きがいとしています。娘の方も自分の母から愛されたいと願っているのですが、なぜか母ためにとったはずの行動で余計に嫌われることに悩んでいます。物語はそんな二人の回想で進みます。その回想の時点でどうやら娘の方が自宅で倒れているような描写があり、その原因

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            【読書録】人は悪魔に熱狂する

            はじめに  今回紹介するのは「行動経済学」という経済学に心理学を加えた分野を専門とする著者が書いた本です。人間は合理的ではないことを考慮した視点で経済を見ると新たな知見が得られるという内容となっております。 データは事実であるが、真実とは限らない。意味を読み取らなければ、データはなんの役にも立たない  ついデータを解析するだけで満足してしまいがちですが、得られたデータからどんなことが考えられるのかを示さなければ意味がありません。1つのデータから多くのことを考え、検証する

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            【読書録】他者と生きる

            はじめに  今回は「他者と生きる」について紹介します。本書は予防医学者の著者が個人とは何かについて考察している本です。かなり哲学に近いのような内容だったので読むのに苦労しました。。。  分からないながらに感想を書いたので読んでいただけると嬉しいです! 「健康第一」という論理を突き詰めると「人は病気になるし、人は死ぬ」ことと衝突する  言われてみればその通りであると感じました。健康は豊かな人生に必要な要素の一つであると考えるのが一般的であるが、必ずしもそうではない可能性も

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            【読書録】観察力の鍛え方

            概要  著者は「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」を担当し、社会現象を巻き起こした編集者の方です。現在は講談社を退社し、起業して作家のエージェント業を行う会社を経営しています。  本書では観察を以下のように定義しています。 ・いい観察  ある主体が、物事に対して仮説を持ちながら、客観的に物事を観て、仮説とその物事の状態のズレに気づき、仮説の更新を促す ・悪い観察  仮説と物事の状態に差がないと感じ、分かった状態になり、仮説の更新が止まる  そんな本書から特に勉強になったと感じた部分

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            【読書録】殺戮にいたる病

            はじめに  我孫子武丸さんの殺戮にいたる病を読了しました。本作は本格派ムーブメントを牽引する作品として有名です。刊行されたのが30年前とかなり古い作品ですが、今でもほとんどの書店に置いてあると思います。これだけ長く売れ続けている作品なのでずっと気になっていて、ようやく読むことができました。今回も感想を簡単にまとめましたので、読んでいただけると幸いです。 犯人視点の究極系  まず本作は冒頭で犯人逮捕のシーンから始まり、犯人の名前が分かります。その後、「犯人」「犯人を追う引

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            【読書録】AI vs 教科書が読めない子供たち

            概要  著者はAIに東大を受験させ合格させることを目標にした「東ロボくんプロジェクト」を指揮した先生です。この「東ロボくんプロジェクト」でAIは最終的に東大に合格はできなかったものの、MARCHクラスの大学には合格することができました。AIが東大受験で最も点数が取れなかった科目が国語です。これはAIは「文章の意味を理解できず、確立と統計でしか物事を判断できない」からであると著者は結論付けています。この知見から著者は、文章の意味が理解できないAIがMARCHクラスの大学に合格

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            【読書録】勝てるデザイン

            概要  著者は任天堂で長年デザイナーとして従事し、現在は独立された前田高志さんという方です。自分は決して才能のあるデザイナーではないと自覚している著者が辿りついた「勝てるデザイン」について、著者の半生とともにわかる本となっています。基本的にはデザイナー向けの内容に感じますが、仕事の本質をとらえている良書だと感じたので刺さった部分を紹介します!! 何かを極めるということ端から端までそれと向き合うこと  これは納得感が強かったです。何かに足して良いものと悪いものの両方を知ら

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            【読書録】夏季限定トロピカルパフェ事件

            はじめに  米沢穂信さんの「夏季限定トロピカルパフェ事件」を読了しましたので感想を書きたいと思います。著者はこの前直木賞を受賞され、映画化、アニメ化されている作品もあるためご存じの方も多いのではないでしょうか?  本作は「小市民シリーズ」の第2作目に当たる作品です。過去の経験から日々を平穏を過ごす「小市民」を目指す、小鳩くんと小山内さんを中心にした物語です。2作目のからの紹介ではありますが、時期的にはぴったりの作品なので記事にすることにしました。 人が死なないミステリー

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            【読書録】マリアビートル

            はじめに  伊坂幸太郎さんのマリアビートルを読了しました。本作は「殺し屋シリーズ」の第2弾に当たる作品です。東京発の東北新幹線の中で繰り広げられる殺し屋たちのバトルと駆け引きが魅力です。ハリウッド映画化も予定されている本作の感想を思いつくままに書きます。 キャラの個性が立ちまくっている  まず初めに挙げるべき本作の魅力はキャラの個性が際立っていることです。登場人物たちはほとんどが殺し屋です。殺し屋と聞くとどんなキャラクターをイメージするでしょうか?本作に登場する殺し屋た

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            【読書録】マイノリティデザイン

            概要  コピーライターの著者は視覚障害の息子のために、新しいスポーツを開発されました。それらは「ゆるスポーツ」とよばれ、現在多くの種目が存在します。「ゆるスポーツ」のアイデアの原点は著者自身が大の運動音痴であり、どんな人でも楽しめるスポーツはないかというところから来ています。この体験から「できないことはむしろ武器になる」というのが本書の大きなメッセージです。今回はそんな本書から特に勉強になったと感じた部分を4つ紹介します!! 「苦手」「できない」は新しいルールを生み出すキ

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