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【糖尿病】6日で白米が食べられなくなるヤバい習慣

糖尿病。

もはや先進国の国民病ともいえる病だ。2019年ですでに糖尿病の患者数は4億6,000万人を超えている。この数は、世界の成人の11人に1人にあたる数だ。

さらに日本人は欧米の人に比べて、あまり太っていなくても糖尿病になりやすい。その理由の1つは、血糖値をコントロールしてくれるインスリンの分泌量が、欧米人の約半分しかないからでもある。

しかし、それだけではない。

睡眠不足も糖尿病になるリスクが高まる習慣の1つだ。そして日本は、睡眠時間が世界でワースト1位の睡眠不足大国でもある。

甘いものが体をジワジワぶち壊す

白いごはん。

ホカホカの炊きたての白米なら、おかずがなくてもイケる。そんなご飯を食べてるときこそ「日本人でよかった」と思える瞬間かもしれない。

しかし、そんなご飯も食べすぎるとヤバい。

私たちが大好きな白米にはたっぷりと糖質がはいっているので、食べると「血糖値スパイク」が起こる。

血糖値スパイクとは、食後に血液中の糖分(グルコース)が急上昇する症状で、これが繰り返されると体がボロボロになる。いわゆる「血糖値が高い」状態だ。

血糖値の激しい上下をくり返すと、何週間、何年という時間をかけてジワジワと臓器や体内にダメージを与える。その結果、糖尿病になり、あらゆる疾患にかかりやすくなり、死ぬ。

ただ、一般的に健康な人であれば、血糖値が上がってもしっかり体が対処してくれる。血糖値が上がると、まず「インスリン」というホルモンが分泌されて、余分なグルコースを吸収してくれる。

さらにインスリンはまだ仕事をしてくれる。体内の細胞が排水溝となり、血管から締め出されたグルコースをどんどん捨ててくれるのだ。

インスリン様様である。

睡眠不足だと糖尿病になる

このように、健康であれば少しくらい血糖値があがっても、糖尿病になるリスクは低い。

しかし、自分で健康だと思っていても、糖尿病になるリスクが高い人がいる。それは睡眠不足の人だ。

研究では、眠る時間が6時間以下の人は、2型糖尿病になるリスクがかなり高いことがわかっている。これは体重やアルコール、タバコ、年齢、性別、人種など、糖尿病につながる要因を調整しても結果は同じだった。

寝不足だと糖尿病のリスクが高まる理由は、グルコースを吸収する能力が著しく下がることだと考えられている。

ある実験では、被験者に4時間だけ眠る生活を6日間続けてもらった。

その結果、もともとは健康だったにも関わらず、グルコースを吸収する能力が、実験開始前と比べて4割も落ちていたのだ。

さらに、1週間、睡眠時間を4~5時間に減らされた人の細胞は、なんとインスリンに反応を示さなくなった。

つまり寝不足になると、私たちの細胞は血糖値を下げてくれるインスリンを無視して、体内の糖分(グルコース)を捨てる排水溝の建設をやめてしまう。

糖尿病はあらゆる疾患のリスクを著しく跳ね上げるので、予備軍になることすら体にはかなりの害を与える。


また、

睡眠不足になるだけで500%も心臓が止まりやすくなったり

睡眠時間が6~7時間だとガンになる確率が2倍になったり

昼寝をやめるだけで60%も死亡率が上がったり

とにかく睡眠不足になるととにかく死にやすくなるということだけは覚えておいてほしい。


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