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奈井江町地域おこし協力隊 澤田智季さん

現在5名が活動している、奈井江町地域おこし協力隊(音楽担当)の皆さんをご紹介するシリーズです。
3人目は、昨年協力隊に加わった、澤田智季(さわだともき)さんです。

Q1. 協力隊に入った(応募した)きっかけや理由を教えてください。

大学3年の進路を考えはじめる時期から「卒業後も音楽に関わっていたい」という漠然とした思いがありました。PAなどの技術屋さんになるという進路もありましたが、自分がストレートに就職をして会社員をしている将来があまり想像できず…。そんな中、インターネットで地域おこし協力隊という制度を見つけて、いろいろ調べている中で、音楽でまちづくりを行なっている奈井江町の存在を知りました。
募集ページを見て「なんだかおもしろいことができそうだな」「自分のスキルを活かせるかもしれないな」と思い、応募しました。

Q2. 協力隊に入る以前の経歴を教えてください。

大学では主に音響や音楽制作を学びました。
PAやレコーディングの基礎的な知識から、音楽を制作する際に必要とされている音楽理論まで、幅広く学んでいました。
在学中にコロナウイルスが流行したことをきっかけに、音楽イベントの配信ライブの需要が高くなったので、配信の裏方がやる技術的なことも少しお手伝いしていました。

Q3. 協力隊としてのこれまでの活動内容や、企画した公演・イベントはどんなものがありましたか。また、今後どんな活動をしていきたいですか。

2023年9月に「SPIN NOTE」というジャズのビッグバンドのイベントを開催しました。
元々、私が学生時代ビッグバンドのサークルにいたということもあり、まずは自分がある程度知っているジャンルからはじめてみました。
文化ホールでジャズのビッグバンドのイベントを行うのは、ほぼ初めてだったらしく「ジャズを初めて聴いて楽しかった!」というお声を頂けて、嬉しかった記憶があります。
他には「奈井江ノスタルジー」というイベントが強く印象に残っています。
このイベントは、協力隊では初の参加型イベントで、カラオケ大会とクイズ大会をメインで開催しました。「また来年もやってほしい」「次はいつやるの?」などと、たくさんの嬉しいお声を頂けたので、特にやりがいを感じたイベントでした。

今後も参加型の音楽イベントができたら良いなと考えています。例えば、音楽にまつわるクイズ大会やワークショップ、カラオケ大会とか…。
参加型の方がより記憶に残ると思いますし、何より人と人が繋がる空間を作れるのではないかと考えています。そこから新しい繋がりできたり作品が生まれたり、イベント終了後も副産物的なものが発生し続けるのが理想的だなと考えています。
参加者の方にはそういうところも楽しんでほしいなと思っています。

Q4. 奈井江のお気に入りスポットとその理由を教えてください。

奈井江のお気に入りスポットは「田んぼ道」です。
奈井江町はお米の「ゆめぴりか」が有名で、とてもおいしいんです。
道外出身者としては「北海道といえば海鮮がおいしい!」というイメージがありましたが、北海道に来て、お米がとてもおいしくて驚きました。
そんなお米の稲や農家さんが頑張っている姿を見ることができる「田んぼ道」が好きで、たまに写真を撮りに散歩をしています。皆様もぜひ奈井江町の「田んぼ道」を歩いてみてはいかがでしょうか。

奈井江町内の田んぼ(澤田さん撮影)


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