奈井江町地域おこし協力隊 清水和洋さん
現在5名が活動している、奈井江町地域おこし協力隊(音楽担当)の皆さんをご紹介するシリーズです。
1人目は、現在の協力隊の中では一番先輩の清水和洋(しみずかずひろ)さんです。
Q1. 協力隊に入った(応募した)きっかけや理由を教えてください。
きっかけは、まさにコンチェルトホールの一枚の写真です。
シンプルなステージの真ん中に一台のピアノ。
それを見た瞬間、なぜか満員のお客さんが入ったホールがイメージ出来ました。
もともと演者として音楽活動をしていた経験から、演者目線で音楽を通したイベントをしたいと思い応募しました。
また、「なんにもないえ」と揶揄されていたため、何もないなら見つけてやる!作ってやる!と強く感じたことを覚えています。
Q2. 協力隊に入る以前の経歴を教えてください。
音楽に関わることで言えば、音楽の専門学校に通っていたことと、芸能事務所で歌手をしていたことでしょうか。
中学時代にはじめてバンドを組み、ベースやギターを経験、高校時代には二ヵ月間だけ吹奏楽部に入り、コルネット(小さいトランペット)でコンクールに出場しました。
専門学校では、ボーカルを主に学び、卒業してからは芸能事務所に所属し、毎月ライブイベントをやりました。
バイトとの両立や理想と現実の違いに悩むなど大変なことも多くありましたが、あの時の経験は今に活きていると思っています。
Q3. 協力隊としてのこれまでの活動内容や、企画した公演・イベントはどんなものがありましたか。また、今後どんな活動をしていきたいですか。
音楽に関してで言うと、着任して約半年後に開催したウインターイベントとクリスマスイベントが最初になります。
一週間に2日間、一日2回公演、そしてコロナ禍真っただ中という、非常に無謀とも言える内容で企画・開催しました。
両日ともに約100名の来場者があり、その結果、この町なら音楽でやっていけるという自信に繋がりました。
そして、それが計10弾にわたる「奈井江町勝手に音楽の町化計画」として定着化していくことになります。
それから、協力隊のメンバーの入れ替わりを何度も経験しながら、第3弾アコースティックライブイベント、第4弾近隣地域から出演者を募った音楽イベント、第5弾北海道大学サークルによるアカペライベント、第6弾オタマトーンイベントvol.1、第7弾ギタ女アコースティックイベント、第8弾ビッグバンドによるジャズイベント、第9弾オタマトーンイベントvol.2、第10弾参加型イベントと続いていきます。
そしてこの第10弾を以て「勝手に」音楽の町化計画はひと休み。
これからは、まちじゅう音楽をテーマに「町と一緒に」音楽の町化計画を進めていく予定です。
また、音楽以外にも、奈井江町のカレンダーを毎年制作したり、趣味のカメラやドローンを使ってSNSや写真サイトなどで町の魅力を発信したりしています。
今後も来場者・出演者、そして裏方も含めて、みんなが楽しめるようなイベントを開催し、少しでも奈井江町に興味をもってもらえるようにしたいなと思っています。
Q4. 奈井江のお気に入りスポットとその理由を教えてください。
お気に入りスポットは、にわ山森林自然公園の景色(秋)です。
季節によって様々な風景が見えますが、秋の紅葉と雲海のコントラストは感動ものです!
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