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広州寝台列車の旅 ~その1~

私が仕事ビザ申請に行きつくまでに、色々提出資料をそろえないといけないのですが、その1つに「日本での無犯罪記録」があります。

本来は日本の警察で申請すると2週間程度で発行してもらえるのですが、外国から申請することもできます。(コロナの影響で、私たちのような学生ビザでは、一度出国しちゃうと、入国は基本出来ません。なので日本へ帰って手続きというのは現実無理)

中国で申請する場合は結構手間と時間がかかります。まず日本大使館か自分の居住地域を管轄する領事館に行き、申請します。大使館(領事館)経由で関係する機関に連絡が行き、発行までに2~3か月かかるようです。

ここ海南の最寄りは広州にある日本領事館です。

ヤバい!ビザが8月末に切れるから、その前に色々申請して・・って、計算したら時間ギリギリ。

その他もろもろの証明書類はたぶんそんなに時間はかからないから、とにかく無犯罪記録、早く発行手続きしよう!ということで広州領事館に行くことになりました。

コロナは一応沈静化しているのですが、やっぱりこの時期あまりうろうろしたくない。万一旅行中にコロナが発生したら有無を言わさず隔離生活スタートしますから・・

でも背に腹は代えられません。行くっきゃない。

くしくも時期は清明節(3連休)真っ只中。調べると飛行機も電車もチケットが売り切れでした。
中国人はかなりアグレッシブに国内旅行を楽しんでいるようです。

で、ようやくとれたのが1週間後の寝台列車チケット。急いでるんやけど・・まあしゃーないな。

海南から広州まで電車で大体13時間くらいかかるようです。行きは海南19時発→広州8時着。

チケットを取る時点で、席を選択肢の中から選べるんですが(席なし・硬い椅子・硬いベッド・柔らかベッド)の4種でした。

さすがに13時間なので横になりたいと思い、硬いベッドを選択(片道約4000円)。柔らかベッドは値段的に飛行機に乗るのとほぼ変わらなかったので今回はパスしました。

取れたチケットは(硬いベッド・上段)です。ん?上段とは何ぞや・・まあ、行ってみれば分かるだろう。そんな感じであまり気にしていなかったのですが、ここはさすが中国、結果なかなかシビアなベッドの世界なのでした。(~その2~に続く)

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