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〔遅れる〕バスの遅延の理由は(3月7日火)

いつも利用するバスは、ほぼ定刻どおりにやってくる。
でも、きょうはちょっと遅いぞと、時計を見る。バスターミナルから最寄りのJRの駅まで往復しているバスで、そんなに走行距離はないので、遅れるのは珍しい。
待つこと2分、私の乗りたいバスがやってきた。
何か不測の事態があったような雰囲気ではない。

発車して、遅れの原因がわかったような気がした。いつもより速度が遅い。

運転手さん、この路線の運転は初めて?
新人研修が終わったばっかり?
慎重に運転している?
見た目のお姿はベテランさんみたいだけど、転職して運転手さんになった?

2分ぐらいの遅れはいいとして、コロナ禍の前、大勢の方々が京都に来られた頃のこと、バスが時刻表どおりに来なかったことを思い出した。
そのバスは、嵐山から妙心寺前を通り、京都府庁、岡崎方面へと向かい、錦林車庫へ行くという京都市を横断するような長距離路線。1時間に2、3本、以前からあまり正確にはやってこなかったバスではある。

その日の仕事帰り、バスを待っていたら、定刻の6分前にやってきた。
えっ、早いやん、珍しい。せやけど、定刻より早く出発したらあかんのと違うの? と思いつつ、バスに乗り込んだ。
後日、新聞で知ったのは、そのバス、6分早く着いたのではなく、54分遅れていたということだった。


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