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スーパーでうれしそうな幼児さん(11月14日火)

いつものスーパー、店内の買い物かごから自分のエコバックに入れ替えていたところ、すぐ隣で同じ作業をしている親子連れがいた。
2歳ぐらいの男の子は、じっとしていない。好きなお菓子を買ってもらったからか、それを持った手を振り上げて、お母さんのそばでくるくる回っている。自分の片足を軸にして、右に回り、左に回り、ほかのお客さんにぶつかりそうになっている。
本人はとっても機嫌よく、くるくる回っているところに「くるくる回らないっ」と、お母さんは諭すように注意した。
「じっとしてなさい」「静かにしなさい」ではなくて「くるくる回らない」。こんな𠮟り方、初めて聞いた。なんかおかしくて、かわいらしくて、ほっこりした。
その言葉とどんぴしゃりのタイミングで、男の子はお母さんのそばに寄って行った。幼児期は、自分の気持ちがそのまま行動に出るんやねぇ。いいなぁ。うらやましいなぁ。私にもぶつかりそうだったけど、にこっと返しておいた。

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