日かげと日なたの信号待ち(10月13日金)
街なか散歩、お買い物、夏は少しの日影がありがたかった。日傘をさしているものの、信号待ちのときは少しでも日影に入ろうと、電信柱の細い影でも、そこに少しでも体が入るような場所で信号を待った。
秋になると、日なたがぼかぼかと気持ちいいので、日の当たる場所で信号を待つ。
交差点を行き来する人たちが自然と目に入る。
自転車の前かごに三輪車、後ろの席に子供を乗せていた男性、お父さんかな、おつかれさんです。
朝、背広姿でママチャリを急いでこぐ男性も見かけたことがある。子供さんを送っていってからの出勤かな。
若い世代のパパさん、子育ては日常の中にすっぽりと入っているのでしょうか。
1990年代の私の子育て時代、保育園への子供の送迎は、ほとんどお母さんだった。お父さんが来ていたら「お母さん、どうした?」と聞かれるぐらいの珍しさだった。
当たり前のように、うちも私が送迎担当。5年のうち、たった一回だけ、夫が迎えに行ったことがある。そのときの息子の顔が忘れられない。「どうしたん?」と、ものすごくびっくりした表情をした。
あの頃は、自分がやらないといけないと肩ひじ張っていたと思う。私が夫に、一緒に子育てしようともっと言えばよかった。今となってはそう思う。もっと気楽になれればよかった。
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