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日本語は「同音異義語」がたくさんあると意識しよう(3月24日/日)

毎年のことながら、年度末は予算や事業計画の審議があり、会議録作成の作業量が平常時より増える。そして、曜日に関係なく自宅で仕事。

入力仕事の「#仕事のコツ」について書いてみる。

パソコン入力をしていると、日本語ソフトがいろいろと考えて、同音異義語を変換してくれるのはありがたい。でも、とんでもない変換をしてくれることもあるので、そこで手を止め、思考して、自分が入力したい漢字に落ち着かせる必要がある。

会議録作成の仕事を始めた25年ほど前に先輩から言われたことの一つ、
校正をするときは「合っている」と思わないで「間違っている」という視点で活字を見ること。自分で入力したものも誰かが入力したものも、一字一句を指さし確認しながら誤字探しをするという気合を持つということ。

間違っているより合っているほうが断然多いけれども、間違いが一つあると、その文章なり書類全体の信用性が、がくんと下がってしまう。だから、最後の仕上げの校正はとても大事だと先輩に教えられた。

この文を打つ間にも同音異義語が出てきた。
「変換・返還」「思考・施工・施行・志向・試行・指向・嗜好」「漢字・監事・幹事」「校正・構成・厚生・公正・更生」、もうキリがない。

日本語には同音異義語がいっぱいあるということを意識しているか、意識していないかだけでも、間違いを発見できる可能性が高くなる。注意しないといけないよと自分に言い聞かせてから校正にかかる。
間違いをなくす方法として、自分がよく使う言葉は単語登録をして、ほかの言葉と混ざらないようにする。
意識の持ち方と単語登録で、誤字のない文書作成を目指しましょう。

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