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[そよそよ]休日が快晴で爽快(5月4日木・みどりの日)

仕事の合間の休息日、左京区岡崎へ出かける。
まず大鳥居が迎えてくれる。

鳥居の真下から撮影

京都市京セラ美術館のメンバーシップカード提示で「特別展 跳躍するつくり手たち」と「コレクションルーム春期」を鑑賞する。

50代で大学生になるまで、美術館の会員カードなんて、持ったことなかった。友人に「お得よ」と教えてもらって、平成28年に初めて入会してみる。このときは学生料金で年会費2500円だったと思う。大きな展覧会に年に2~3回は招待してもらえるので、それだけで十分お得。小さな展覧会、百貨店での催事も、会員証を提示するだけでたくさん見られるので、本当にお得。
今はもう学生の身分ではないので、5500円で1年更新しましたよ。

京セラ美術館玄関


3代の会員証

「特別展 跳躍するつくり手たち 人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」では、1970~80年代生まれのつくり手さんたちが、未来へつなぐ作品を生み出している。

私も中高生の頃、毎日のように使っていたラジカセ。金網づくりの技法で、持ち手とスピーカーに金の網が施されている。

GO ON  辻さんの作品


作業現場

私の中高生の頃に、こんなラジカセがあったら、優雅に音楽が聞けたでしょうか。高価で買えなかったでしょう。
技術継承の手段として、金網が施されているラジカセが登場したら、どなたか購入してみてください。


ガラスの照明器具がぶら下がっていて、端から順に明かりが伝わっていく。
向こう側の自然の光とは対照的。静かな空間に、光線が移っていく。 

田村奈穂さんの作品
田村奈穂さんの作品

上の写真の右側に写っているのは、庭の木々。

美術館の庭

記念グッズの「箔コースター」直径9センチ。880円。

箔コースター


さて次は、京都市勧業館「みやこめっせ」。古本に囲まれにやってきた。
毎年、ここへ来る途中の地下鉄やバスで、細長いもの(居合刀?)を布に包んで持っていらっしゃる方に出会う。会場周辺も、羽織袴を着けた人たちが大勢いらっしゃる。結構、年配の方が多いようにお見受けするけど、皆さん、きりりといい姿勢です。

みやこめっせ入り口の立て看板


京都の古書店の有志団体さん「京都古書研究会」の主催で、29店舗が集まり、50万点以上の図書の品揃え。
文芸書、美術書、図鑑、画集、雑誌等々、いろんなジャンルの古書が棚に満載。江戸時代の日誌という貴重なものも目にした。どうやって手に入れて、どうやって保存しているのか、どなたが購入するのかと、いろいろと頭をよぎった。
たくさんの本に囲まれているという状態が好きで、毎年この会場に来る。
歩き回っていると、何となく引き寄せられる本に出会う。
今年は『すべての時間を花束にして』、私の今の気持ちをぴったり言い表したタイトル。
もう何冊か欲しかったけど、買ったら鞄が重くなる。
もうちょっと見て回りたかったけど、もう腰が痛い。
こんなことに耐えられる体力が欲しい。

みやこめっせ前のオブジェ「朱鳥舞」


そろそろ正午。おなかもすいてきたので、岡崎公園の芝生へ移動して一休み。
人が多くて、どこの飲食店も込んでいるだろうと、家で作って持ってきたおにぎりを食べる。

平安神宮のすぐ近く、ポケモン柄のマンホール。
太陽が真上にあるので、私が写り込んでしまう。

ポケモン柄マンホール・ヒノアラシとヒヒダルマ

ちょっと離れて撮ってみた。
noteを書くようになってから、写真を撮る機会が増えたなあ。まだまだ素人。

やっぱり影が入るマンホール写真。

どこかでマンホールの写真を撮ったなあと探してみたら、恐竜柄を撮っていた。平成28年7月に、福井・金沢へ旅行したときのもの。

福井県のマンホール

閑話休題。
公園の隅っこでおにぎりを食べていたら、目の前に2階建てのオープンバスが止まったので、撮っておく。
私は乗ったことはない。


お客さん、乗ってる? 


岡崎公園での催事を知らせる立て看板

こういうイベントがあるとは知らず、にぎやかに鳴る音楽にびっくりした。せっかくにぎやかしてもらっているので、見物。

子供たちが体験しているのは、ランバイク、デジタルチャンバラなんていう、私も私の子供も体験したことないような今どきのスポーツ。

大人たちは、ご当地ギョーザ食べ比べ。16店とも、列が長かったので、私は割愛。


平安神宮の真ん前の舞台では、なわとびのパフォーマーがいろんな技を繰り出していた。
芝生の真ん中では、大道芸人さんがジャグリングを披露している。
丸い筒2つに板を渡して、その上に乗ろうとしている大道芸人さんもいる。「マジックでも何でもないんですよ。生身の人間が練習して、ちょっと前にできるようになったんですよ。失敗しても拍手くださいね」なんて言いながら、バランスをとって必死の挑戦。一瞬、立ち上がり成功。拍手~

青空の下、さわやかな気持ちいい風が吹いていて、人間もこいのぼりも、脱力。
静かな美術館、にぎやかな公園、両方を味わってきた。

帰りに高島屋で開催中の「英国展」へ。
広告に出ていた紅茶「プラチナメモリアルブレンド」が目当て。80グラム、3240円、40点限り。開催2日目に残っているのか、残っていた。

茶葉の香りから想像するだけで、おいしそう。ちょっと贅沢品かなと思いつつ、自分へのプレゼント。

家に帰ってから計算。
『お茶大図鑑』には、ティーカップ1杯に茶葉は約2グラムと書いてある。
80グラムだと40杯分。1杯81円です。

紅茶たち





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