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私が食事中に学んだオランダの子育て~自分の食事を優先していい~

皆さんは子どもとの食事の時間で悩んだり大変と思うことがありますか?

私は普段子育てをしながら悩むことが多い私ですが(汗)夕食は特に悩みが多く大変と思ってしまいます。

  • 用意しても食べないときがある

  • 食べ終わる前に遊ぶ

  • 2階へ行きたがる

  • 特定の物しか食べない

等々以上の内容は特に気になっていることです。

この中でこのnoteでお伝えするのは食事が終わった子どもが呼んでも自分の食事を優先していいという気付きについてです!



レストランで親と子どもが別々に座る

私がオランダに移住してすぐの頃外食に行ったとき家族グループがいました。

2、3家族が一緒に食事をしていたのですが、大人同士が座り子ども同士は別のテーブルに座っていました。

私は子どもの頃友達同士が隣に座る経験はありますが、大人と子どもが別々に座る経験はしませんでした。(私の記憶では)

でも1回くらいあったかもと古い記憶を辿りながら考えてます(笑)

それぐらい珍しいなと思いました。

当時はオランダに移住したばかりで子育てをしていなかったこともあり、より大人が子どもと一緒に座っていないことに驚きでした。

子育てをしている今なら大人同士は会話を楽しみ子ども同士はゲームや遊びを楽しんでいいねと思えます。

当時は子育てはこうあるべきが自分の中で強かったと反省です。今もたまにべき論が出ちゃいますが(汗)

子どもに呼ばれても自分の食事を優先する

先ほどの経験は他の家族の様子をみて驚いたことです。

私が実際に子育をするようになり驚いたことは子どもが呼んでも大人は食事を優先することです

そして必ずしも子どもの親だけじゃなく祖父母、叔父、叔母、友達の家族といった様々な大人が自分の食事を優先します。

私はこれに慣れるまで苦労しました。

息子が食べ終わり遊ぼうとしてママを呼び、母は食事が途中でも一緒にあそぶことは当然と思っていたからです。

当然、食事が終わった息子が私を呼んだとき私は一緒に遊ぼうとしました。すると夫が「冷めちゃうから先に食べなよ」と言いました。

誤解がないようにお伝えすると息子の食事をまず食べさせて結果どちらかの食事が冷めることはあります。

ただ、食事が終わった子どもが遊ぶのは自由だけれど、親が自分の食事より子どもと遊ぶを優先する必要はないという考え方です。

その時は驚きながらも自分の食事を終わらせました。

外食先で1人ヒヤヒヤする私

先ほど紹介した夕食時の出来事は自宅だけではありません。これからお伝えする経験は私にとって結構衝撃でした。

外食先で息子が途中遊びたくなったりしたらさすがに一緒に遊ぶだろうと思っていたからです。

でも実際は私が食事の途中で息子と遊ぼうとすると夫のお母さんが「冷めるから食べなさい、○○(息子)は遊ばせとけばいいのよ。」と言いました。

その時息子は食事に飽きてしま外に出たがっていました。当時の息子の年齢は2歳から2歳半の間くらいです。

私は言われて1度従ったもののヒヤヒヤでした。なぜなら息子はどんどん飽きてしまい泣く手前で声も大きくなっていたからです。

私が我慢できず息子と一緒に外へ

息子を気にしつつ食事をしていましたがもう無理と思い息子にジャケットを着せて私もジャケットを来て外に出ました。

夫や夫の両親はさめるよといいつつもそれ以上何も言わなかったので私は息子と外に出ました。

今思えうと息子に寄り添いながらも私はまだ食事をしていることを伝えたり待ってねと伝えればよかったかもと冷静な私がいます。

でも当時は周りを気にしてしまい私が出れば息子は静かになると思い外に出ました。自分の余裕のなさやイライラもあったと思います。

息子に待ってもらうと決める

息子が食事を食べ終えてから私を呼んでも食事が終わるまで待ってもらうようにしました。

母だから何でも息子を優先すると私の余裕がなくなると思ったからです。最初からできるようきはなりません。つい息子と遊んでしまうこともありました。

それでも少しずつ待ってもらうようにしました。息子は3歳を過ぎた今でも私のことを呼ぶ時もあります。そして遊べないと泣きます。

子育てしてすぐの私ならしょうがないと思い遊んでいたと思いますが、今はまず自分の食事をします。

子ども優先になるときもある

ここまでお伝えするとオランダ人は子どもに厳しい、ドライだという印象を持った方もいるかもしれません。

私自身最初はオランダ人厳しいと思っていたこともあります。

でも実際に子育てをして何でも子ども優先ではなく自分のことをまずやる大切さがわかってきました。

そして、オランダ人も毎回自分優先にできているわけでないこともわかりました。

私が息子の方へ行こうとすると行かなくていいと言った夫のお母さんも孫が何度も呼べば行くこともあります。

その姿を見て私自身安心しました。

そして決めているから絶対はない、でも自分の食事を優先してもいいんだという新たな視点をもらいました。

心の余裕を大切にする

食事に限らず私の場合、初めての子育てで心の余裕もなくとにかく息子優先の子育てをしていました。

過去の子育て日記にも書いていますが、息子の成長や発達まどすぐ心配になっていたのです。

その中で自分の食事を優先するという行為は難しく罪悪感さえありました。

それでも自分の食事を優先続けたのは自分の心の余裕を持って子育てしたいと思ったからです。

息子に呼ばれても自分の食事を優先することは子育てをするときに心の余裕を持つ1つの方法です。

もちろん他にもたくさんの方法があります。

夕食は子どもに待ってもらうことから始めてもいいと思いますし、他のことでもいいと思います。

ご自身の子育て中に皆さんの心の余裕を持てる方法をまず1つ試してみてください。

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