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ビビりだったからこそ今の自分がいる

『ビビりだったからこそ今の自分がいる』

先日、約10年ぶりに大学のクラスメイトと2人きりで食事をしました。これは、その時に思ったことです。

私は保育士資格をとるための大学に通っていたので、クラスメイトも当然保育士の資格を取り、今もずっと公務員として保育士の仕事を続けています。

何人かで会うことはあっても、2人きりは本当に久しぶりで、プライベートのこと、しごとのこと、これからのこと、大学当時の事など話は尽きず、まさに話に花が咲く時間でした。

よく言う仲良しグループとしていつも一緒にいた5人のクラスメイトは私も含めて皆、保育士の仕事に就きましたが、結果、辞めて全く別の仕事に就いているのは私1人(のはずです)。

ふと、私は思いました。私とクラスメイトは何が違ったのかと。。。


私は、周知の事実と言って過言ではないほど、子どもの頃から保育士になりたいと言って育ってきました。

なのでもちろん、大学進学時も在学中も、保育士になることを疑うことなく過ごし、就職(就活)の時を迎えたのです。

保育士として就職する同級生はぼぼほぼ皆、公務員試験を受けていました。仲良しグループの他4人も漏れなくそうです。ですが私は、保育士としての就活はしましたが、公務員試験は一切受けませんでした。それは私が『ビビり』だったからです。

当時は今ほど転職が当たり前ではなく、ましてや公務員になったら一生勤めあげるのが当然とも言える風潮。私はそこにビビったのです。

つまりは、一生公務員として、保育士として身を賭す覚悟を持ち得なかったのです。なのである種、転職という逃げ道(私にとって)のある、法人運営の保育所に勤めることにしました。

保育士を辞めて今の営業(フリーランス)の道に進んだ時も、10年20年先、私から保育士をとったら何も残らない私になるのではと、ビビったことが要因の一つでもあります。

資格職であり引く手あまたの、働き場に困らない安定職の保育士をおいたことについて、よく「チャレンジャーだね」「冒険したね」「凄いね」と言われることもあります。

もちろんチャレンジの気持ちもありますが、1番はやはり『ビビり』であったことかなと、私自身思います。

そして今私は、そんなビビりな自分の過去の選択に感謝しています。正直、上手くいかない、いってないことのほうが圧倒的に多い現状です。ただ、間違いなく私にしかない私の人生を生きていて、この先の人生に可能性を感じられるからです。

ということで、ビビりだからこそ今日もやれること全部やって、今月の数字の達成に全力を尽くします。

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