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Fashion and society -the inseparable relationship-

座学での学び

ファッションの歴史を勉強し、オシャレと社会が互いに影響を与えてきたことを知ったことで、掴みどころのなかったオシャレの取っ掛かりが見えたような気がして嬉しかった。

ファッションをよく知る方には当たり前かもしれないが、

社会情勢などから着想を得た創造主達によって創られたファッションは、私達に広く浸透するうちに少しづつ形や解釈が変わり、それが大きなうねりとなって社会現象に発展する。
創造主達はそこからまた新たな着想を得る。
というループが連綿と続いて今があるということに初めて気づくことができた。

実践での気づき

その後のワークで、過去のファッションの痕跡を現代のファッション雑誌から見つけてコラージュ作品をつくるという課題が出た。

今まで見たこともないファッション雑誌を買い込み、完成させたのがタイトル画面である。(うまくできたのでトップ画面にもしている)

コラージュを作成するにあたり、買ってきたファッション雑誌を見ると、案の定中身はこんなん誰がいつ着るのだろうか?という奇抜なファッションばかりではあった。

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しかし、SDGsの一環として自然破壊や資源の枯渇問題の解決をファッションの視点で考えるデザイナーやアーティストのインタビュー記事や、宇宙開発への期待を想起させる記事など、自然科学雑誌に記載されていてもおかしくないようなトピックスもあって、興味深く読んだ。

結局、60年代後半から流行したヒッピースタイルを取り入れたアウトドアファッションやメンズスタイル、さらに科学技術と環境破壊を象徴的に表現したオブジェなどを数冊から切り出し、集めたコラージュを提出し、ポジティブな評価をいただいた。

同期からの刺激と新たなモチベーション

また、同期の仲間の中には自分のワードローブからかなり完璧な70年代風コーディネートを組み立て、自身に身に着けたスナップを提出している方もいて、現実のオシャレにきちんと落とし込んでいることに驚いた。

オシャレをもっと知ることで、もっと面白くなるかもしれないと思った初めての経験だった。

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