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スピリチュアルで陥りがちな勘違い



{2023.03.19の記事}

✒️2023年12月現在、かなり書き直しました✒️
※たった9ヶ月前に書いた記事のはずなのですが、当時の自分の感覚が全く分からなくなってしまっており、校正が上手にできなかったので、大分修正してあります。


これまでの時代のスピリチュアルな世界では、

スピリチュアルに生きる人=精神性が高い人

みたいなイメージが強かったのではないでしょうか。

そのイメージによって
「何でスピリチュアルを謳ってる癖にお金を取るの!?」
「スピリチュアルに生きるんだったら質素に生きなさいよ!」

などの指摘もよく見掛けた人も多いかもしれません。

でもこの指摘、ピントがズレています。


スピリチュアルに生きる=自分のスピリットと繋がって生きる

ということです。

自分のスピリットと繋がって生きること
と、
精神性が高いか低いか
は関係がありません。

〖自分のスピリットに繋がること〗
〖精神性が高いこと〗
全く別の話なのです。


〖自分のスピリットに繋がること〗

→【ハイヤーセルフ】や【高次元の自分】などと呼ばれるエネルギーと繋がっていることを指します。

自分のスピリットに繋がった状態での選択は、とにかく[その人がワクワクすること]を基準にしているので、持ち物も、高価な物、目立つ物になるかもしれませんし、人それぞれ個性の際立つセレクトになっていきます。


〖精神性が高いこと〗

→他人に奉仕したり、助けてあげることも多く、またどんなことが起きても穏やかな心でいられるような精神状態の人を指します。

精神性が高くなればなるほど、より多くの人の立場で物事を考えられるようになるため、必ずしも自分の感覚だけで発言したり、行動するとは限りません。


この両者、とても矛盾していますよね。

一方は自分の個性全開で、もう一方は様々な人の立場を考慮した選択を取れる。

なんだか真逆なような気がしませんか?

スピリットとの繋がりが強くなればなる程、また、精神性が高まれば高まるほど、両者の溝が埋まっていくのです。

スピリットとの繋がりが強くなりつつ、自分の中の観念や思い込み、ブロックなどを手放していく程に、自分のスピリットが望む行動が図らずとも他人のためにもなるような流れになっていきます。

そして、精神性が高まる程に欲が無くなっていく場合も多いので、自然と[エゴではない意識での行動]になっていく訳ですね。


〖自分のスピリットに繋がること〗
を目的とするのなら、
「波動を上げて、求めるものを引き寄せよう☆」
みたいなキラキラ系スピリチュアルを目指すと、自分のスピリットとの繋がりが強く感じられるようになる可能性が高いです。

この手のスピリチュアルでは、自分の中の観念や思い込みなどは特に手放さずとも、引き寄せができるようになっていきます。


ところが、観念や思い込み、心のブロックなどを手放していないことによって、
『ワクワクから選んだ!』と思い込んでいたつもりが実は
『思い込みの上で選んでいた。』と、いうことも起こりがちです。

こうして勘違いしたまま過ごしていると、宇宙から
「はい、じゃあこの思い込み手放そうね~。」
と、一見トラブルに見えることなどが起こされる場合もあります。

よりスピリットとの繋がりを強めることを促される場合は、観念や思い込み、心のブロックなどを手放すような出来事が起こりがちです。

まぁ、よっぽど魂を磨きたいスピリットでない限り、大きなトラブルにはなりませんのでご安心ください。


〖精神性が高いこと〗
を目指している魂は
『何か、自分の人生ハードモード過ぎるんだけど…。』というタイプが多いでしょう。

『精神性を高めるために色んな経験をするぞ!』という意識高い系魂である可能性が非常に高いのです。

傷付けられたり、辛い経験を色々味わうことで、
『こういうことはするべきではない。』
『人にはこうやって優しさを与えると良い。』
など、
・どういう立場の人が
・どんな気持ちで
・どういう助けを望むのか
という部分の知恵が積み重なりやすく、様々な立場の人にさりげなく助けを差し伸べられるようになりやすいからです。

ただし、この手の"修行意識"で地球に生まれてくると、闇落ちもしやすいです。

闇落ちしても、這い上がれないことはないでしょうけれども、かなり険しい場合が多いです。

ある意味ハイリスクハイリターンな生き方と言えるのかもしれませんね。


こうして比較すると、
〖スピリットと繋がることを目的とすること〗
〖精神性を高めることを目的とすること〗
それぞれベクトルが全く違うことが伝わったと思います。


一概には言えませんが、傾向として
●欧米人はスピリットにとても繋がっているが、精神性が低い
●日本人はスピリットとの繋がりは弱く、精神性が高い

というタイプが多いです。

勿論、人によりますよ!


本来なら、グローバル化の進行により、[スピリットにも強く繋がりつつ、精神性も高め合える]
という形で世界中の人々が良いとこ取りができれば良かったのでしょうが…どうも上手くいっていない気がしますよね。

現代の日本人の課題は、

〖スピリットとの繋がりを強くすること〗

なのではないかと私は思います。

だから、
「心に従って生きよう!」
とか
「ありのままに生きよう!」
と、よく言われるようになってきているのではないでしょうか。

ただし、
▲精神性が低いままだとただのワガママになりかねない
▲自分勝手に生きると他人を傷付ける可能性もある

ということで、精神性も高めることを望む魂にとっては、
『自分は一体何を選択したら良いんだ…?』などと悩む場合も多いかもしれません。それもまた人生ですよね…。

とはいえ、精神性を高めることを望むなら、経験は多く積む方が良いので、悩むよりも、とにかく試してみた方が結果的に上手くいく場合は多いでしょう。

臆せず挑戦する心は忘れないようにしたいですね。


『そもそも、自分のスピリットに繋がるって何ぞや?』と、いう疑問も湧きませんか?

[自分の心に従って行動すること]
が、基本ですが、
[自分の感覚に敏感になること]
とも言えます。

[全身で色んな情報をキャッチすること]と言っても良いかもしれません。

本来、私たちは
[全身で色んな情報をキャッチしているのが普通]
のはずなのですが、それを忘れてしまっていたり、思考の情報だけを優先して選択、行動してしまっている人が非常に多いです。

そこで、ヨガやピラティスなどを中心に
[全身を動かすことを定期的に行うこと]
で、自分の身体を通してスピリットの繋がりを強める、取り戻すように心掛けることも大切な取り組みなのです。

勿論、ヨガやピラティスだけではありません。全身を動かせて、定期的に行えるならどんな運動でも効果があります。

ポイントとして、
必ずしも[自分の心に従うことだけ]がスピリットに繋がることではない
という部分は押さえておくことが大切なのです。

また、
『お腹空いた。』
『トイレ行きたい。』
『疲れた。』
『眠い。』
など、しっかり身体の意見を聞いてあげることも、
スピリットとの繋がりを強める上で大事なことだという部分も忘れてはいけません。


たまに
「え、スピリチュアルって、霊視とか、チャネリングとかでしょ?」
と、いうイメージを持ってる人もいますが、この指摘も微妙にズレています。

[スピリットとの繋がりが強い]
ことで、霊視やチャネリングといった、サイキック能力が目覚める場合もありますが、スピリットに目覚めた人全てがサイキック能力に目覚めるとは限りません。

また、サイキック能力がある人の精神性が低い場合だと、悪用したり、変な存在と繋がってしまったり、上手に扱いきれない場合も多いです。

まぁ、近年はおかしな存在は減ってきてるはずなので、恐れる必要は無いと思いますがね。


ここまで書いた内容を言葉を変えてまとめます。

【願望を実現したいならスピリットに繋がると良い】

ただし、なかなか上手くいかない、似たようなトラブルで叶うことが阻止される。
こういった場合は、[魂を磨きたい、成長させたい]タイプの魂かもしれません。

自分が抱えている観念や思い込み、心のブロックの手放しを行うと、魂が望む方向に進みやすくなるはずです。


【サイキック能力を使えるようになりたいならスピリットに繋がると良い】

ただし、スピリットに繋がったからと言って全ての人がサイキック能力に目覚めるとは限りません。

とはいえ、沢山の日本人は
・人混みでぶつからずに歩ける
・話さなくても相手の言いたいことが分かる
など、ある種のサイキック能力も持っています。多くの場合、自覚はしていないでしょうけども。

生き霊を飛ばす人が多いのも、サイキック能力があるせいだったりしますが[自分でコントロールができていない]から、生き霊が飛んでしまっている場合がほとんどです。

自覚、コントロールできるようになるには、スピリットとの繋がりを強めることがとても大切になってきます。


どうでしょうか?ご自身の課題が見えてきませんでしたか?

スピリットって、頭で理解するものでは無いんですけど、私はずっとなかなか自分のスピリットを感じることができないタイプでした。

『どうやって進んだら良いの…?』と、ずっと暗中模索状態だったので、
『上記のポイントが先に分かってればもう少し楽に進めたのに…。』と、思うのでどなたかの参考になれば…と、書いておきます。


ここから先は、応用編というか、若干趣旨の異なる話です
・自分のスピリット
・自分のインナーチャイルド

は、別々の存在です。

(と、言っても初めの頃は特に分けて考えない方が魂の望む方向に向かいやすいので、これらの違いを気にし過ぎることはありません。)

・自分のスピリットは、言わば魔法を使える存在
・自分のインナーチャイルドは、過去に消化しきれなかった感情を思い出させる存在

先程も書いたように
『願望を実現したいだけ。』なのであれば、インナーチャイルドの暴走を無視しても願望は叶います。

YouTubeの広告と同じです。

スピリットと繋がって願望を実現すること=動画を視聴すること
インナーチャイルドの暴走=突如始まる広告
インナーチャイルドを癒す=月額利用料を支払って広告が出ない状態になっていること
インナーチャイルドの暴走を無視する=広告をスキップすること

こんな感じです。ただし、
●精神性を高める
●魂を磨く

ためには、インナーチャイルドの癒しは絶対必要になるということです。

[大人になるということは、子供のようにワガママを言わなくなるということ]
ですよね。

それと似ていて、精神性を高めるためには、駄々を捏ねる部分の自分と和解しなければいけません。

ただ、
『スピリットと繋がろう!』と、工夫していることで、自然と駄々を捏ねる部分の自分と和解できる場合もあるので、特別、別物扱いする必要は無いのです。


より、精神性を高めたい魂にとっては、分かっていると結構便利な情報だと思うので一応書いておきました。


一概には言えないのですが、アメリカではスピリチュアルな話が好きな人もとても多かったりして、チャネリングなどができる人も多いです。

しかし、"海外の人が受けたチャネリングメッセージ"が必ずしも日本人の感覚で理解しやすいとは私は思わないんですよね。

スピリチュアルに目覚めやすい人って、感覚派の人が多くて
「○○を感じて~。」
とか
「△△なイメージで~。」
とか曖昧な表現ばかりで、私は1人で
『それが感じられたら苦労せーへんねーん!』と、暴れ倒してきましたので、私なりに分かりやすかったポイントを言語化しておきたい気持ちがあります。

まぁこれはあくまで、
[私にとって理解しやすかったポイント]
に過ぎませんので、必要な方だけに届いてくれたらそれで良いのです〃⌒∀⌒

全く伝わらない人も絶対にいると思うので、そういう方はただただ
「ふ~ん。」
と流しておいてくださいませ。

必要な方に届きますように。


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