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やる気と行動


今日は、
『あー、やらないからやる気にならないんだなぁ。』
と、結構腑に落ちました。

とは言え、本当に身体から
『動きたくありません!』
ってサインを発してる場合も確実にあって、その辺を見極めるのが凄く大事だなって話をします。



早速若干矛盾しますが、
『やらないからやる気が出ない。』
『やる気が出ないからやらない。』
両方存在するんだなって感じたんですよね。

以前までの私は、本音よりも少し深い部分にいる本質の自分の意図を全く組めなかったことから、無理したり、無理矢理自分を動かそうとしたり、やりたいことよりも"やらなければいけないと思い込んでいること"ばかりを優先していました。

最終的に、
『やる気が出ない…けど、いやいや、やらないと!』
って奮起し続けて、良い結果になろうとなるまいと満足できずにいたんです。

そこから自分を変えるために、本質の自分の些細な意図をも聞けるように気を付けてみるようにし始めた頃は、確かに
『あー、本当はやりたくないから、やる気が出ないんだな。』
って感じる瞬間もあったのは事実なんですよね。



で、自分を甘やかせるように甘やかせるようにと続けてきて、今日、
『お!やらないからやる気出ないんだな!』
って感じた訳ですよ。

こっちの、やらないからやる気が出ないバージョンは、元々知ってたけど、改めて深く実感したような感覚でした。

けど、本当にこの2つの境界線も紙一重だなって思います。



『苦労してこそ!』信仰が強いタイプの人ほど、
「やらんからやる気が出ーへんのじゃあ!」
って、勢いに任せて言いがちだけど、その言葉は
『本気で、身体がNOサイン出してます……』
っていう感覚も敏感にキャッチできる人しか、鼓舞させる言葉として利用すべきではないと、私は思うんですよね。

まずやらなきゃいけないのは、
・やらないからやる気が出てない
・やる気が出ないからやりたくない
自分がどちらのタイプに当てはまっているのか見極めることなんです。

多分、自分の本音とか本質の自分の意見を無視し続けてきたタイプ、思考停止してるタイプなんかだと、自分の本質的に望む行動が、全く分からないと思うので、
『自分は今、本気でやる気が出ないのか、行動してないのか、どっちだ?!』
っていう視点で自分を観察してみることを最優先すべきなのでしょうね。



こうして突き詰めてくると、やっぱり

[自分の中の本質的な望みにしっかり気付けているか否か]

という点が生き甲斐という部分に大きく関与してくるんだな、っていうことが分かりますね。

私はどうしても
【本質的な自分を出すことを阻止し続けられてきたこれまでの人生】
に対しての苛立ちを強く感じる側に引っ張られてしまいやすいのですが、
『気付いたということは、変われるんだ!』
と信じて、しっかり本質の望みを拾うことに注力すべきなのでしょう。

何かとモヤモヤします苦笑

最近、ワンピの考察とか解釈について色々興味があって、ワンピと今日の話を絡めた話を書くんですけど、一部ONE PIECEのネタバレを含むことも書くかもしれないので、読んでない(見てない)人は以下注意してください。



『ルフィって超エンパスじゃん笑』
って、最近感じるんです。

ルフィって、相手に本心を言わせたり、相手の本心を引き出したりした上で対峙しないと絶対に納得しない相手なんだなぁ、って、やっと分かったんですよね。

この部分が理解できたことで、空島に行く前、ベラミーから売られた喧嘩を買わなかった意味が解りました。

初登場時のベラミーは多分、恵まれた国(環境)に生まれ育ったことで
「刺激が無い!」
「つまらない!」
というような理由の元、不安定な海賊生活に身を置くことを選んでおきながら
「夢?冒険?ダッセェ!」
と、世の中を知った気になって賢く立ち回ってる(つもり)スタンスの、中身スカスカ人間だったことで、ルフィから見たら
『話す価値も無い。』
『相手にする価値も無い。』
っていう相手だったのでしょう。

ワンピースも空島もあるし、自分はいずれ海賊王になると信じきっている(決めきっている)ルフィからしてみれば、無言の抵抗こそが、話の通じない相手への
「ワンピースはある!」
「空島はある!」
「海賊王に俺はなる!」
という全力アピールということだったのかな、と。



「黄金郷はあったはずだ!」
と、信じて夢を追い続けているモンブラン・クリケットをベラミーが襲撃したことで、
『中身ペラっペラな奴が本気で夢を追って生きる人間を笑ってんじゃねーよ!』
って、ルフィの中の琴線に触れたのでしょう。

口で言っても伝わらない
態度で示しても伝わらない
じゃあ拳で伝えるしかないよね笑



前にも書きましたが、私がワンピを初めて読んだのが小学生の頃だったので、この、
[ルフィがベラミーから売られた喧嘩を買わないことこそが勝利]
っていう美学が一切分からなかったんですよ。

と、いうか、何ならベラミーの言ってることの方が分からなくて、
『何でルフィは黙って立ち去るんじゃなくて、殴られるのに耐えることを選んでるんだろう?』
みたいな感覚の方が強かったんです。

大人になって改めて見てみてやっと、
『あー、なるほど!ベラミーはペラミーだったのね!』
っていう部分と、無言の抵抗っていう感覚が何となく分かった気がしました。

この腑に落ちた感じが、今日理解した、
『やらないからやる気が出ないんだ!』
っていう点と妙にリンクして、
『なるほど!( ・`д・´)』
って、凄くスッキリしたんです。



で、私としては、ドレスローザ編でのベラミーがめちゃくちゃ可哀想に感じる訳なんですけど、
「わかってんだ!憧れる男を間違えたことも……」
ってベラミーは言ってるけど、
「おいベラミー!!!お前が間違えたんは憧れる"生き方"ちゃうんかー!!!頑張れー!!!」
って私は思ってしまうので、私自身の肝に銘じて、しっかり"生き方"を意識して、色んなことを選択していこうと思った訳ですね。

前までは、
『世の中って、結局のところ結果重視だよね。』
って、どことなく感じながら、
『でも、どうにかこうにか結果を出したところで、何も感じない…。』
って、思えて、生きる上でどこに希望を見出だして生きたら良いのか分かんなかったんですよ。

けど、どうせ結果が出ようが出まいが同じだって感じる自分なのなら、
『じゃあ、一生懸命楽しめる道のりを選択すればそんで良いだけじゃん!』
って、やっとまた1つ鱗が取れたんじゃないかと感じました。

だから、そもそも
『やる気を出さねばー!』
って思ってる時点で、
『それは自分にとって選択すべき道とは違うんだって断定しても良いんだ!』
と、自信持って言えるような気がします。

頭で…ではなくて、心で理解できた感覚なので、生き方が見えてきたかもしれません!



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