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今後、「バリスタ」をしていくつもりはない理由。


ビザの任期満了が近づき、日本に帰る日が近くなってきた。
嬉しいことに帰国後の活動について興味を持ってくれる方がいる。僕もその方のために胸を張ってこれをしたいと言えるよう、言葉と行動にしていきたい。

なのでこんな収録を残した。


この収録では、主に二つのことを簡単に話している。
①日本で、コーヒーを軸と活動をし、拠点を増やすこと
②海外で、コーヒー文化を発信する活動


①も②も共通することは、コーヒーと、場所にとらわれない活動だ。
一言でいえば、僕がこれからしていきたい活動は、コーヒーを様々な地域で色んな人と楽しみ、一緒にその魅力を広めること。

その中で僕が「バリスタ」をしないと言い張るのは、何もコーヒーを今後淹れたくないというわけではない。

「バリスタ」という枠にとらわれずに活動したい、ということ。
「バリスタ」と「お客さん」という関係なしに、一緒にコーヒーを楽しんで広めたい、ということ。

これから活動することは、おそらく自らコーヒーを淹れて提供することは少ないだろうし、いまいちしっくりくる肩書も見つかっていない。見つけようとしていない。

正直「バリスタ」という肩書自体にも、あまりしっくりきていない。
なぜならその資格も免許も何もないから。
メルボルンでも調理師免許みたいなものも何もなく、「バリスタ」をしている。なので、コーヒーを淹れることで金銭が発生するのであれば「バリスタ」なのかな、と僕は勝手に思っている。

そして、その考えからいくとどうしても、「バリスタ」と「お客さん」という関係から逃れられない。

もちろんホスピタリティ産業の中で、その構造は当たり前だ。
そのお客さんにコーヒーという飲み物、その知識、魅力を提供することが「バリスタ」だと思う。

でも、何もその構造がなくたっていいんじゃないか。
カウンターで区切らず、同じ立ち位置で、一緒にコーヒーを飲めたら、みんなで一緒にコーヒーを楽しめるんじゃないかなって思う。


だから、僕は「バリスタ」を今後していくつもりはないんです。
「バリスタ」の枠を超えて、コーヒーの魅力をみんなで一緒に広めていく。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事は、先日収録したラジオを元に書きあげました。
こちらもぜひ、聞いていただけると嬉しいです。


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