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ネタがなくとも書け(7/21・改題&修正)

よく来たな。おれはバンデラス・デ・サザンクラウドだ。おれは毎日ものすごい量のインプットとアウトプットをこなしているが、だれにも見せる気はない。だが今日は南雲のこしぬけが「ネタがない。たすけてくれ」と泣きついてきたのでとくべつに書いてやることにした。


かんたんにネタが出ないというが

おまえはネタが出ないという状態について考えたことがあるか? ネタが出ないというのはインプットの不足を意味する。つまり知性と知性がしょうとつし、ハンチントンやイノベッションを起こすじょうたいではないことを意味するのだ。

このじょうたいだとおまえの頭の中にもいるだろうジョブズも株価を操作してくれないし、マリアッチも決してお気はしない。ドリトスでも食ってケミカルに頭をバーストさせ、まずはメキシコをめざせ。

おれはシニョーレ・逆噴射……逆噴射聡一郎先生を大変そんけいしているのでよく文体をまねるが、これは練習でありインスパイアである。もの書きの練習にも『そのまんま書く』とかがあるが、それとにたようなものだ。

編集部注:問題があった場合は削除しますが、基本的にはこういうことです。


せっかくだからこしぬけの情報も暴いてやる

ちなみに南雲のやつは30代独身で魔法つかいでこしぬけだ。もはや友達づきあいも少なくグッグルの検索に頼りながら思考をこねくり回していろいろと書いている。

物事に関して見るより先にあらすじとかデータとかを拾いに行くほうだから『「見た?」「見た!」』ではなく、『知識として得た』になってしまういまひとつオタクを名乗れないのにギーグなものだから、ブシェミじみてしんでいるおとこでもある。こしぬけだ。それだから友人がふえないのだ。メキシコでそのうちしぬだろう……。

ぶきっちょ極まりなくじぶんへのしんようも少ないからよけいに失敗し、更に自信をなくしてやすいバイトから出ようとせず、文章で金を得たいとかたわごとをぬかして今も文を書いている。気持ちはわかる。だがなにものでもないおまえが底にいたるまでは非常にとおいぞ、この三十路め。かくごしろ。真の男に、なれ。

おまえもだ。おれはおまえたちを真の男へと連れて行く。




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