アマチュア作家、テンプレに懊悩する

柄にもなく焦ったり、悪いことが続くと思い詰めたりする。そんな人間、南雲麗です。

ようやっとネタが下りたのでちょっとした個人としての創作上の信念みたいなものを一つ。

個性の一環なのは分かるけど個人的には青髪とか緑髪とか奇抜な髪型とかを一般学生にはやらせない。

いや、分かるよ? 黒髪と髪型だけじゃ絵にするのに大変なのは分かるよ? ラノベって最後ビジュアルまで関わってくるもの。分かるさ。だから白や銀、金、茶までは文句は言わないし、そこに理由がある(染めたとか)のなら何色だっていいさ。
でもさ……。昔の漫画で恐縮だけど。

遊☆○☆王の主人公のあの髪型。風紀にしょっぴかれても仕方ないんじゃね? バリッバリのキメキメやん。髪型だけ。

……失礼。これが私の理屈捏ねくりマンでリアリティ主義な一面なんです。テンプレートにケチを付けたくなるんです。様式美だってのは重々承知してるのにね。
でも。どうせやるなら理屈をつけた上で。其上で堂々とテンプレートが打てたなら。それはお約束ではなく、立派な物語の一要素だと思うんですよ。分かっていても打てないど真ん中直球ストレート。皆さんも好きでしょ? アレ、夢なんですよ。好きなんですよ。好きなんだけどそのまま使いたくない。ああ、バカなアマチュア作家の懊悩!

逆噴射聡一郎先生も仰っているんです。鍛え上げたグーは強いと。つまり練り込まれたテンプレは、お約束を凌駕する、そうでなくてはならない。
いつか僕にもそれができる日が来ることを信じて。今日はここまでにさせて頂きます。


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