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監督・マネージャーに支えられ、七大戦での飛躍を誓う名大女子バレー部

近年、躍進を遂げている日本代表や、アニメ「ハイキュー!!」などの影響もあり、あらためて人気を集めているバレーボール。そんな追い風を受けながら、飛躍を誓う名大の女子バレーボール部が、8月12日からパロマ瑞穂アリーナで開催される「七大戦」に参加します。主将の水野双葉さん(情報学部3年)にインタビューしました。

――バレーボールの魅力は?
個人の能力に限界があっても、チームで力を合わせれば勝てるところが一番の魅力です。あと、バレーボールはママさんバレーや小学生バレーがあるなど幅広い年代で楽しめて、世代を超えてつながれる点も良いところだと思います。ひとつのボールを互いのチームが必死に追いかける様子は見ていて感動するし、プレーしていても楽しいです。

――ほかのチームとは違う、名大チームの特徴はどこですか?
今のチームはマネージャーの存在がとても大きいのが特徴です。マネージャーの中には、高校まではプレーヤーだったけど怪我で断念してしまった方もいて、練習メニューの作成やプレーに関して実際に指導してくれることもあります。マネージャーの一般的な業務の範囲を超えて、あらゆる役割を担ってくれるなどすごく支えられています。ほかにも、部員17人のうち留学生が5人いて、国際色豊かなチームというのも名大ならではですね。上下関係が厳しいことはなく、緩すぎず厳しすぎず、みんなが楽しくバレーボールに向き合えています。

――どなたに指導してもらっていますか?
日頃から男子バレー部とは連携していることもあり、男子バレー部のOBの方に監督とコーチを務めてもらっています。技術面はもちろん、フォーメーションなどの戦術面まで、バレーボールに関するあらゆることを教えていただいています。大学の部活なので学生が中心となって意見を出していますが、他の大学のバレー部と比べると監督の存在は大きく、監督のおかげで成長できていると実感しています。ただ、これも毎年のメンバーによって異なり、より学生が主体となってチームを運営するときもあります。今年のチームは学生も意見を出すし、監督の指導もしっかり受けていて、良いバランスだと思っています。
 
――大事にしているチームの方針と、今後の目標を教えてください。
名大女子バレー部は東海リーグの中でも一番下の4部に属しており、お世辞にも強いチームとは言えません。それでも、“勝ちたい”、“強くありたい”という想いは忘れないよう、チーム内で常に共有しています。目標としては3部リーグ昇格を掲げていて、日々練習に励んでいます。

森唯奈さん(経済学部2年)は「みんなそれぞれ違う考えを持っているけど、それをすり合わせてチーム全体で同じ方向へ進んでいくことが大変」と、チームスポーツの難しさを話します

――今年の七大戦の目標は?
昨年の七大戦は5位という結果に終わりました。しかし、入部して間もない一年生で挑んだ今年の七大戦の「新人戦部門」では、まだチームとして完成していない中で精いっぱい協力して、なんと優勝することができました。その勢いのまま、今年は3位以内、入賞が目標です。目標は高すぎても、現実的すぎてもいけません。昨年の5位からステップアップして、入賞できるように頑張ります。

文/伊藤光祐(名古屋大学 経済学部2年/フリーペーパー『粋』スタッフ)

名古屋大学 女子バレー部「七大戦」試合日程
8月12日(月)~16日(金)
【大会会場】パロマ瑞穂アリーナ

名古屋大学 女子バレー部 Information
部員数/17名
活動場所/第1体育館、山の上体育館
活動日/火or水(隔週)、木、土

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