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ライタープロフィールで「愛知/名古屋/豊橋,フリーライター」をSEOハックした経験談

前職(医療従事者)を辞め、「フリーライター」と名乗り始めて気付けば5年目。

「半年頑張って無理なら就活しよう。資格があるから大丈夫」と逃げ道は残しつつ、現在ではありがたいことにライターのお仕事を続けられています。

とはいえ、私のように「未経験」「コネなし」からフリーランスになった地方在住のライターが一番困るのは、「どうやって仕事を得るのか」ではないでしょうか。

地方在住だと、そもそもその地域でライターを募集している編プロさんが少ないですし、コネがないから企業さんと直接繋がるなんて無理。

ネット上にライター求人があったとしても、経験者募集がほとんど。未経験者OKの案件は、時給に換算すると労働に見合わないこともザラにあります。

仕事で一緒になったフォトグラファーさんの中には、「地元の案件は報酬が低すぎるので、東京の企業さん以外は断っている」なんて方もいらっしゃいました。

あまり大きい声では言えませんが、東京や大阪などの都市部に比べて地方は報酬単価が低いことも珍しくありません。もちろん、報酬単価が都市部同等の企業さんもいらっしゃいます。しかし、そういうお仕事は馴染みの制作会社/ライターさんや仲間内で紹介し合っているので、新参者に回ってこない!

このnoteでは、そんな地方在住をデメリットにしない、ライタープロフィールでSEOハックした私の経験談をご紹介します。

■ライタープロフィールでSEOハックした証拠

3年前の講座資料が出てきたのでチラ見せ。「愛知県,フリーライター」「名古屋,フリーライター」「豊橋,フリーライター」でGoogle検索1ページ目に私のプロフィールサイトが出てきました。

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※もちろん、こちらの検索はシークレットモードです。

この当時は、小手先のテクニックで上位表示される時代だったので、需要の少ないキーワードを狙うのは簡単でした。

特に「豊橋、フリーライター」に関しては、検索上位5件以上が私のライタープロフィールやブログになってしまったこと、サイト内にキーワードを過剰投与するなどやりすぎた感満載です。(お仕事でSEO記事を書くときは、ちゃんと内容を考えてますよ!)

全部

現在(2021年5月執筆)は、順位の変動はあるものの、基本的にこの3つのキーワードでGoogle検索1ページ目にそれぞれ出ており、月間アクセス数500PV以下でも月に数件の問い合わせが来ています。

■検索KWを「愛知/名古屋/豊橋,フリーライター」に絞った3つの理由

さて、なぜ私は「地域名+フリーライター」で検索上位を狙ったのか。その理由は主に3つあります。

①違和感なく相手の視界に入るため
②競合のライターを避けるため
③東京や大阪に本社がある企業さんから現地ライターとして報酬の高い仕事をもらうため

詳しく説明していきますね。

①違和感なく相手の視界に入る
未経験・実績ほぼなし・コネなしだった当時の私は、業界の方からすれば存在すらしていないのと同じ。ライター募集をしているメディアさんに応募したところで、返事は来ません。

また、たった300人くらいのフォロワーのTwitterアカウント(当時)でアピールしたって、無人島で叫んでいるようなもの。SNS上でライターを探してそうな編集者さんやディレクターさんに絡みにいったところで、無視されるかちょっとヤバい人認定されちゃいます。やってたけど。

そこで、「ライターを探している人に違和感なく怪しまれずに見つけてもらうにはSEOしかねえ!」となりました。
とはいえ、「ライター」「フリーライター」だけでは安易に上位表示を狙えません。かといって、金融や美容系など何かしら専門に特化しているわけでもない……と考えた末に「地域名+フリーライター」を狙っていこうと決めました。

②競合のライターを避ける
私がライターを名乗り出した5年前は、地域ブログやローカルメディアの最盛期!
「愛知県の地域ブロガー」として駆け出したことで、ライターとしての実績はほぼなくても、その界隈でなんとなく認知してもらえるようになりました。

「名古屋のライターさんといえばこの人!」みたいな方が数名いらっしゃったので、当時住んでいた名古屋もキーワードとして狙いつつ、出身地であった豊橋など三河地域のライターといえばこの私!と認知してもらえるように画策したのも駆け出しの頃です。

今考えれば、ネット上で発信している人が少ない地方だからこそ、目に止まってもらえたのでは?とも思います。

▼私がライターになるきっかけをくれた地域ブログ、テレビ局からの問い合わせも

③東京や大阪に本社がある企業さんから現地ライターとして報酬の高い仕事をもらう
冒頭でも述べたように、東京や大阪などの都市部に比べて地方は報酬単価が低く、高い報酬かつそれなりに面白い仕事は馴染みの制作会社/ライターさんで回っています。愛知県で未経験・コネなしの私に回ってくる仕事はありません。

私がよく見ているWebサイトや雑誌も東京本社や大阪支社などの企業ばかり……。だったら、都市部の企業さんから現地ライターとして仕事もらえばいい!と思い立ちました。

都市部の人が現地ライターを探すときはGoogle検索で「愛知,フリーライター」「名古屋,フリーライター」「豊橋,フリーライター」あたりは打ち込んでいるだろう。このキーワードでSEOをハックすればいいじゃん!

その他にも、こういう仕事内容で問い合わせて欲しいなと思うサブキーワードを入れつつ、見せたい自分像(ビジネス系、おでかけ系など)に合わせてプロフィールサイトを複数作りました。

▼現在も主に上位表示され仕事を運んでくれるブログ兼ポートフォリオ

■問い合わせてくれた人に質問して答え合わせ&カイゼン

小手先のSEOテクニックで上位表示されるようになった私のプロフィールサイト。すぐに月に数件問い合わせが来るようになりました。
東京・大阪・福岡はもちろん、名古屋や豊橋など地元企業さんからの問い合わせで希望通りの条件もありました。媒体はWebと紙の両方、中にはわりとお堅い出版社さんからも問い合わせいただいております。

とはいえ、これで一件落着ではありません!!
問い合わせが来て、打ち合わせが決まればぜひ相手に聞いてみてください、「他にもライターがいる中でなぜ私だったのでしょうか」と。

私は、プロフィールサイトから問い合わせをいただくと、1週間以内に打ち合わせ(対面orオンライン、ときどき電話)の流れにしています。打ち合わせでは、問い合わせた理由・依頼したい仕事内容について、一通り話があった後に私自身の経歴や雑談に入ります。

ちょっと打ち解けてきたら「どのようなキーワードで検索しましたか?」と聞くとだいたい「名古屋、ライターで検索しました」「三河、観光、フリーライターで検索しました」と教えてくれます。ここまでは想定内です。なぜなら、狙ってましたからね。

さらに突っ込んで、「その検索キーワードだと他にもこういうライターが出てくると思います。なぜ私だったのか決め手を教えてください」と質問。ここまで来ると、ざっくばらんに話してくれる方が多いです。

そんな感じで数件繰り返すと、自分の需要が見えてきます。
私が求められているのは、だいたいこんな感じです。

・東海地域(主に名古屋)の現地で取材ができるライター(想定内)
・名古屋以外にも、愛知県のローカル情報に詳しく企画から撮影も含む取材ができる(想定内)
・ある程度経験がありつつ、取材先で失礼がないようニコニコ対応できる30前後の女性(←新発見!)


そこから、「自家用車を持っているので交通機関が不便な山奥でも対応可能、むしろ好き!」「愛知県内で数回引っ越しをしている、週末は県内旅行しているのでローカル情報を持っている」「フットワークが軽いアラサー」など、需要に寄せてライタープロフィールを微調整。問い合わせがあった後の面談でも、その辺をアピールして話をするようになりました。

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写真を載せておけば撮影のレベル感も伝わります。

■いい仕事が、次の仕事を呼び寄せる

現在、私が仕事を得る方法は以下の通りです。

1位 同業者からの紹介
2位 プロフィールサイトからの問い合わせ
3位 登録したクラウドソーシングサイトのスカウト


結局、お前も紹介で仕事もらっとるんかーい!!って話ですよね。
すみません。もうちょっとお時間ください。ちゃんと説明します。

未経験者でも、書籍を読んだり、初心者向けライター講座に参加したり、所属先の編集者さんにボッコボコに赤入れしてもらえばある程度のスキルは身につけられます。

そして「この人、仕事できるな」と思ってもらえれば、クライアントから次の仕事をいただけますし、ある程度規模の大きい会社さんなら他部署の方から「●●部の●●から話を聞きました」なんて会社内でグルグルと紹介してもらえるんです。

また、ライターやフォトグラファーなど同業者から「こういうライターさんを探している人がいるんですが、紹介してもいいですか?」と聞かれることもあるので、セミナーや仕事で一緒になった同業者にもちゃんと名刺交換しましょう。
みんな「(ある程度経験のある)ライター」を探しているので、種をまいておくと少し経ってから連絡いただくこともあります。

ただし、未経験・コネなしがこの域に到達するまで少なくとも3ヶ月から半年くらいはかかりません?

そんなときは、ぜひ今回ご紹介したようなライタープロフィールでSEOハックしちゃってください。
ライタープロフィールは、目的と方法を考えて1回作ってしまえば、ネット上で勝手に営業活動してくれる優秀なパートナーです。

地方在住者ほど、ネット上でアピールしているライターは少ないのでチャンス。どのような仕事をしたいかにもよりますが、SEOをハックして問い合わせから新規案件を得たら、いい仕事をして信用を得ての繰り返しです。

以上、ライタープロフィールで「愛知/名古屋/豊橋,フリーラーター」をSEOハックした経験談でした。
地方在住でお仕事獲得に悩んでいるライターさんは、ぜひ真似してみてください。

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スマホの画像フォルダは猫まみれ。

・お知らせ

ICT教育関連の記事コンテンツの制作にお困りの広報ご担当者様/メディア運営会社様に朗報。インタビュー取材はもちろん、企画、撮影、編集、SEOなど、それぞれの得意分野を持ったプロのライターが揃っています。

ライターの実績一覧はこちらをどうぞ。



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