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宮崎への旅②(中村養鰻場編)

今回の旅の目的の一つ、中村養鰻場へ。
中村養鰻場の社長、中村哲郎さんとはコロナ禍にあるオンラインで出会い、「コロナ禍が落ち着いたら、絶対に行きますね!」と言い続けてました。
ようやく行けるタイミングになったので、お会いしに行き、併せて鰻の養殖場を土用の丑の日の間近という大変お忙しい中、弟さんの功さんに案内していただきました。

池の水が抜かれてる状態
池の水が入った状態
功さんに説明を受けてる図

既に出荷しているのもあるので、養殖している池の水があるものと抜いているものと二つ見れたのは良かった。
餌を食べすぎたりなどもあるようなので、扱うのも大変だなと。

鰻の仕分けへ
手前は氷。冷たい水を入れてます。
社員さんたちがあっという間に仕分け
仕分けされた鰻たちはいったん籠へ
籠から樽?の中へ。鰻が動くので素早く次の樽?を。
皆さんの連携が素晴らしい。

次は鰻の仕分けをしている所へ。
鰻の大きさ等で仕分けをするんですが、社員さんたちは鰻を掴んで数秒するかしないかで、手前か奥かに仕分けをしていました。
私も鰻を少し触らせて貰いましたが、動くし、ヌルヌルしているしで、大きさ等を感じてる暇はなく。体験することで、社員さんの凄さを知りました。

泡はヌルヌルの成分のようです。
極たまに白かったら、赤みがかった鰻が出るようで。これは出荷されず。

オンラインで見てる哲さんと、社長をしてる哲さんとの違いを、今回の見学で垣間見た気がしました。オンラインの時は時に優しい語り口調で、笑顔が素敵なんですが、現場では鋭い目つきでテキパキと指示を出したりと、命を扱う所だからこその真剣さ、本気さを感じました。

鋭い目付きの哲さん
背中で語ってる(気がする)哲さん
皆さんの動きを把握して次の動きを考える哲さん

功さんが丁寧に説明してくれたので、鹿児島や宮崎、その他の地域で池がコンクリートになっているところ、砂利を引いてるところとか、その土地によっての違いや育て方があること、仕分けの際も通る所に隙間の違いを作ることで、まだ成長していないのは池に戻したりということをしてること、出荷までにどれくらいかかるのかなど、たくさんのことを教えて貰いました。本当に、ありがとうございました。

この中にはたくさんの鰻が。
よくテレビで見る光景

現場を見学させて貰って、哲さん家族から鰻をご馳走してくれました。(お茶の差し入れと名古屋土産を持っていって良かった)
鰻は今までに食べたことはありますが、頭まで含めて焼いてるところは初めて見ました。
お母様の手際の良い調理、さすがこの仕事に長年いらっしゃる。

焼き始め
最初はこの大きさ
タレは静岡のものを
肝も焼いてくれてます
あれだけ大きかったのがキュっとなってます
白焼は塩で味付け

焼けたら事務所でご飯も出して貰い、哲さんや功さん、修学旅行のメンバーでお食事とおしゃべりを。

美味しい以外の何ものでもない!スープを撮るのを忘れた😅
哲さんと。

お食事中も、天気予報を見ながら、土用の丑の日の天候を気にしていた哲さん。社長の目でした。
そして修学旅行の同行者に昨日からのモヤモヤ話をしようとした時の、スイッチが入った感が「オンラインで見る哲さんや!」と見てたり、話を聞いてたりして楽しかったです。

右に哲さん、左に功さん、記念撮影を。

本来、夏場は鰻はあまり美味しい時期ではなかったみたいですが、養鰻場の皆さんの日々の研鑽により、美味しい鰻を食べさせてもらってるのがよく分かりました。
哲さんは日々の仕事で大変な中も、人材・組織開発的な勉強会にも積極的に出ていて、そしてオンラインなどにも抵抗感なくて、とても面白い方です。
(あっ、上司だったら大変かもw)
中村養鰻場の鰻は、こちらでも。

美味しい鰻を食べられるのは、哲さんのような人たちのおかげであり、今度からもっと感謝して食べようと思います。
次の記事はこちらに。
https://note.com/nagoyashi_maru/n/n844325f9157d

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